映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を観てきましたので、感想や考察、設定をまとめておきます。
公開初日に2回観ましたので、映像が焼き付いております。もちろんパンフレットも買いましたよー!
設定なども含めてネタバレ多めの内容となります。ご注意ください。
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- 最高に楽しくも絶望感あふれる映画
- アベンジャーズ生存者と死亡者リスト
- サノスの目的は宇宙の均衡のため人口を半分にすること
- ソウルストーンはヴォーミアにあった
- ソーの新武器:ストーム・ブレイカー
- なぜサノスはトニー・スタークを知っていた?
- ホークアイとアントマンは司法取引に応じて自宅軟禁
- ハルクバスターマーク2の中身はハルク(バナー)だった
- バナーがハルクに変身できなかった理由
- エンドロール後の映像に登場したロゴマーク
- アベンジャーズ4へ
最高に楽しくも絶望感あふれる映画
アベンジャーズ、全滅
のキャッチコピーに違わぬ絶望感でしたね。
バトルシーンはかなり多めで、多数のヒーローの活躍をうまく描けていたと思います。戦いの舞台を
- 惑星タイタン
- 地球
- ソーの新武器入手
の3つに分けたのは上手いなぁと思いました。
映画本編の感想を思いのままに書き記しておきます。
アスガルドの民、全滅
まず冒頭のアスガルドの民全滅シーンで、「うわぁ…」ってなりましたもん。映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』で、地球へ行くぞー! ってなってからの全滅は酷い。
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ロキもヘイムダルも死んじゃうし。
でもロキがソーのことを兄として大切に想っているのが伝わってきましたね。
もちろんこれまでロキがやってきたことが許されるわけではないけれど、最期に兄弟になれたのかなぁと想います。
惑星タイタン組の活躍
惑星タイタンでサノスとの死闘を繰り広げたのは、
- アイアンマン
- ドクター・ストレンジ
- スパイダーマン
- スター・ロード
- ドラックス
- マンティス
- ネビュラ
でした。
それぞれにちゃんと見せ場が用意されていましたが、目立って活躍していたのはアイアンマンとドクター・ストレンジでしたね。
アイアンマンは『ナノ粒子』とかいう謎の技術によって、変形、修復、治療など何でもありになってましたね。ここまでくるとテクノロジーではなく、ファンタジー感が強すぎる気もします。
そういえば今回のスーツはマーク50です。マーク48・49は欠番でしょうか。設定だけはあるのかな??
ラストのピーターとの会話は涙腺に来るものがありました。
まだ若いヒーローであるピーターを戦いに巻き込んでしまい、失ってしまう喪失感。またトニーのメンタルが弱ってしまいそうで心配です。
ドクター・ストレンジはマジで強かったですね。普通にサノスとやり合えていました。魔術すげー。トニーとの舌戦も負けず劣らずでおもしろかったです。
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スター・ロードは今回あんまり良いとこ無しでしたね。
サノスのガントレット強奪作戦の戦犯といっても過言ではない。ただガモーラを失った悲しみを抑えられないのはクィルらしいですよね。
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地球組とソー組の活躍
地球でサノス軍との死闘を繰り広げたのは、
- キャプテン・アメリカ
- ブラック・ウィドウ
- ハルク
- スカーレット・ウィッチ
- ブラック・パンサー
- オコエ
- エムバク
- バッキー
- ヴィジョン
- ファルコン
- ウォーマシン
- ソー
- ロケット
- グルート
でした。
今回のMVPはソーでしょうね。
1度負けたヒーローが再起し、新たな力を手に入れてラスボスに立ち向かう様はカッコイイの一言です。
地球組の劣勢時に、ソーが駆けつけるシーンは鳥肌が立ちました。
それに対し、キャップやハルク、ブラックパンサーの活躍は控えめでしたね。それでもキャップの初登場シーンはうぉー! ってなりましたけど。
ガーディアンズが笑える清涼剤
本作は全体的に絶望感が漂い、暗めの雰囲気なのですが、ガーディアンズのメンバーが登場しているシーンは劇場に笑いが提供されていました。
特にソーと張り合おうとするスター・ロードはおもしろかった。やはり、太っていたんですね(笑)。はやく肉体にコミットしてください。
あと、ドラックスが会話を盗み聴きしているシーンね。あれは笑えました。
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トニーとキャップの和解はなし
今回、1つ残念だったのは映画『シビル・ウォー』で決裂した、トニーとキャップの和解がなかったこと。
和解どころか、会話さえありませんでした。あの電話(ガラケー)が役に立つとおもったのに!
ぜひアベンジャーズ4では、和解して『アベンジャーズ、アッセンブル!』を聞かせてほしいものです。
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アベンジャーズ生存者と死亡者リスト
サノスの指パッチンにより、宇宙の命の半分が失われました。
アベンジャーズのメンバーも例外ではありません。
ということで、生存者と死亡者リストをまとめておきます。
生存者リスト
- アイアンマン
- キャプテン・アメリカ
- ソー
- ハルク
- ブラック・ウィドウ
- ロケット
- ネビュラ
- ウォーマシン
- オコエ
- エムバク
- ホークアイ?
- アントマン
こうしてみると、アベンジャーズの初期メンバーはすべて生き残っていますね。
このような状況から、次回作のアベンジャーズ4では初期メンバーが再集結して、サノスをやっつけてくれるんじゃないかと予測できます。
死亡者リスト
- スカーレット・ウィッチ
- ヴィジョン
- ブラック・パンサー
- ドクター・ストレンジ
- スパイダーマン
- バッキー
- ファルコン
- スター・ロード
- ガモーラ
- グルート
- ドラックス
- マンティス
- ニック・フューリー
- マリア・ヒル
- ロキ
MCUフェイズ2以降に登場したメンバーはほとんど壊滅状態です。
特にガーディアンスのメンバーはロケット以外死亡という惨状。
このまま死んだままというのは考えにくいですが、時間を操れるドクター・ストレンジを失った今、どのように復活するのか予測ができません。
サノスの目的は宇宙の均衡のため人口を半分にすること
サノスの目的については監督のインタビュー(Avengers, the makers’ story - Telegraph India)で語られているのですが、
『宇宙の人口を半分すること』
だそうです。
サノスは惑星タイタン出身で、その星は人口過剰が原因で滅びてしまったようです。
それを教訓にしたサノスは、宇宙の崩壊を防ぐために、宇宙のバランスを保つために、いろんな惑星を巡り、その惑星の人口を半分にしてきたということですね。
この作業を効率良く行うためには、インフィニティ・ストーンが必要であるという主張でございます。
なかなか狂った思想ですが、ただ破壊の限りを尽くすのではなく、きちんと目的を持ったヴィランといえます。
ラストシーンでは、宇宙の人口を半分して満足そうな、そして安らかな表情を浮かべていたサノス。
目的は達成したわけですが、アベンジャーズ4ではどのような理由で登場するのでしょうか。
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ソウルストーンはヴォーミアにあった
この記事(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの予告トレーラーから展開を予想する )でソウルストーンの在り処はワカンダと予想していましたが、大ハズレでした。
ソウルストーンは惑星ヴォーミアにありました。
しかしソウルストーンの入手方法が愛する者の犠牲とは。
よくあるパターンではありますが、サノスがガモーラを娘として本当に愛していたことを垣間見ることができましたね。
そして、ヴォーミアの死神のような案内人はレッドスカルってことでいいのでしょうか!?
たしかに映画『キャプテンアメリカ/ファーストアベンジャー』でスペースストーンで転送されたような描写がありましたが…まさかソウルストーンの亡霊的なものになっていたとは驚きですね。
ソーの新武器:ストーム・ブレイカー
ムジョルニアに代わる、ソーの新しい武器は『ストーム・ブレイカー』。
ロケットに「そんな大げさな(笑)」とか言われてましたけど、超強い武器でしたね。
武器としての攻撃力もさることながら、虹の橋(ワープ機能)まであるなんて、まさに神の武器といったところでしょうか。
インフィニティ・ストーンをすべて集めたサノスのパワーにも勝る攻撃力だったので、次回作でサノスを倒す鍵を握るのはソーになるのではないでしょうか。
なぜサノスはトニー・スタークを知っていた?
そういやサノスが
「スタークか」
「お前も知識の呪いにとりつかれた者」
などの発言をしていましたが、なぜサノスはトニーのことを知っていたのでしょうか。
もちろん映画『アベンジャーズ1』で、チタウリの軍勢を壊滅させたのはアイアンマンですが、そこからトニー・スタークまで繋がるものかな?
もしかしたら、何かほかにも因縁があるのでしょうか。
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ホークアイとアントマンは司法取引に応じて自宅軟禁
予告映像にも一切登場しなかったホークアイとアントマン。
本編にも登場しなかった!
いやー、さすがに出てくるかなと思っていました。むしろ、おいしい所を持っていくんじゃないかってね。
出なかった(笑)
でもナターシャから、
『ホークアイとアントマンは司法取引に応じて自宅軟禁中』
という情報が報告されていました。
二人とも家族がある身だから、妥当といえば妥当ですよね。恐らくソコヴィア協定の影響もあって、簡単に軟禁を解くことはできないのでしょう。
ホークアイとアントマンの活躍は次回作に期待です!
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ハルクバスターマーク2の中身はハルク(バナー)だった
映画公開前からコスベイビーなどの商品でネタバレ気味でしたが、ハルクバスターの中身はハルク(ブルース・バナー)でしたね。
デザインはマーク1(マーク44)の正当進化でかっこよかったです。
…かっこよかったですが、なんか違う。
やっぱりアイアンマンにはトニーが入ってないと魅力が半減しますね。
私、アイアンマン大好きなんですけど、それと同じくらいトニーも好きなんだろうなと再認識させられました。
バナーがハルクに変身できなかった理由
てか、バナー。ハルクになったのは冒頭のシーンだけというね。
なんで変身できなくなっちゃったんでしょうね。
冒頭のシーンでサノスとやり合って負けたのが精神的にショックだったのかなぁと考察してます。
最強だと思ってたら、最強じゃなかった…変身しても勝てないなら意味ない…的な。
暴君ハルクの活躍も次回作に持ち越しですねー。
※追記
製作スタッフのコメントによると、ハルクは『都合の良い時にだけハルクを呼び出すバナーが嫌になった』らしいです。
なるほど。
たしかにハルクという人格が存在しているわけなので、戦う時だけ呼び出されるのも複雑な心境ですよね。
ハルクにそういう気持ちがあったから、映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』でバナーに戻らなかったんでしょうね。
エンドロール後の映像に登場したロゴマーク
ニック・フューリーが危機を感じ、誰かに救援を求めるようなシーンがありました。
残念ながらフューリーは死んでしまいましたが、手に持っていた送信機には謎のロゴマークが!
恐らくあれは『キャプテン・マーベル』のマークであると考えられます。次回のアベンジャーズに登場するのでしょうか!?
アベンジャーズ4へ
結局、宇宙の生命が半分になって終わりを迎えた『インフィニティ・ウォー』。
アベンジャーズは壊滅状態なわけですが、果たしてアベンジャーズ4ではこのモヤモヤ感を解消してくれるのでしょうか!? 期待です!
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