映画「スパイダーマン ホームカミング」が公開となりましたね。
私の大好きなアイアンマンも登場するということで、以前から楽しみにしていたわけですが、期待を超えるとても良い作品でした。
ぜひ多くの人に観て欲しい!(ようこそアベンジャーズの世界へ)
ということで、本作の設定やら映画を観た感想やらをまとめていきたいと思います。パンフも買いましたよ! ※ネタバレを含みます
過去の映画「スパイダーマン」との関連は無し
スパイダーマンは過去にも映画化されていて、
- スパイダーマン1・2・3
- アメイジングスパイダーマン1・2
が製作されていましたが、どちらの作品も既に終了したシリーズです。
本作「スパイダーマン ホームカミング」は、新たにリブートされた作品となりますので、ご新規さんも安心してご覧ください!
今回のスパイダーマンの設定まとめ
とはいえ、本作のスパイダーマンでは過去の映画作品で描かれていたオリジン(スパイダーマンになったきっかけ)は描かれません。既にスパイダーマンとして絶賛活躍中なわけです。
本作のスパイダーマンの設定を簡単にまとめると
- 主人公:ピーター・パーカーは高校生(15歳)
- 遺伝子操作されたクモに噛まれて、能力を獲得
- アベンジャーズ系のヒーローと同一の世界(MCUの一部)
- スーツはトニー・スターク(アイアンマン)から貰った
- 映画「シビル・ウォー」でデビュー済み
って感じになります。
アイアンマンやキャプテン・アメリカなどのアベンジャーズ系ヒーローと世界観を共有するという点が、過去の作品との大きな違いとなります。
アベンジャーズ関連の知識があった方が楽しめるとは思いますが、知らなくても本作のストーリーは把握できますので、安心してご鑑賞ください。
映画の感想(ネタバレあり)
前置きが長くなりましたが、映画の感想を。
超おもしろかったね。最高かよ!
過去最高のピーター・パーカー(スパイダーマン)
まず、ピーター・パーカー(演:トム・ホランド)が最高でした。
なまじアベンジャーズと一緒に戦った経験もあるため、調子に乗っちゃってる様子が、まさに高校生って感じでニヤニヤさせられました。
スーツを着てヒーローしているときも、お喋りは相変わらず。でも尋問がヘタクソなところや、高所で足がすくんでしまうシーンなどで、駆け出しヒーロー感を演出していましたね。
ハイテクなスーツも魅力的
トニー・スターク製のスーツもかなりハイテクで、以下のような機能が備わっていました。
- 自動フィット機能(スーツが体にフィット)
- 人工知能アシスタント(カレン)
- ヒーター(濡れてもすぐ乾く)
- GPS追跡機能
- パラシュート(高所からの落下対策)
- 偵察ドローン(映像送信機能付)
- ウェブ・ウイング(滑空用)
- ウェブ・シューター(普通の糸)
- ウェブ・マイン(設置型の糸)
- テーザー・ウェブ(電気が流れる糸)
- ラピッド・ファイア(連射)
などなど、かなりの機能が備わっていてハイテクさを感じましたね。
ただ映画の前半では、スーツに機能制限(補助輪モード)がかかっていたので、大半の機能は使えませんでしたけどね。
これもピーターを心配するトニーの親心なのでしょうが、ピーターとしては信用されていないみたいで不満だったのでしょうねー。
そういや、映画の最後にアベンジャーズ基地で、ピーターに渡す予定だった新スーツはもしかして、アイアンスパイダーだったのでしょうか? メタリックな光沢を感じたのですが、気のせいかな?
トニー・スターク(アイアンマン)の活躍は控えめ
本作では、トニー・スタークが登場することが話題となっていましたが、登場シーンは少なめでした。マーク47出す必要なかったんじゃないかな!?
アイアンマンファンの私としては、もっと出して欲しかったのですが、スパイダーマンが主役の映画と考えると、これくらいがちょうど良いのかもしれません。
映画の前半、トニーがピーターのことを子ども扱いし過ぎているような印象を受けたので、またエゴイストだのフューチャリストだの言われるんじゃないかと、ヒヤヒヤしていました。
でも中盤くらいに、しっかりと「ヒーローとは何たるか」を説いていたので、安心しました。
船を元に戻す手際の良さは、何年も最前線でヒーローやってる貫禄をみせつけてましたね。
しかしトニーは、いたるところで敵を作ってますね。今回、ヴァルチャーが生まれた原因もトニー・スタークという・・・損な役回りで同情してしまいます。
敵:ヴァルチャーについて
クソカッコいいウイングスーツが特徴のヴァルチャー。
このウイングスーツの動力は、映画「アベンジャーズ」で、宇宙から侵攻してきたチタウリ軍が使用していた兵器から回収したものです。
他にもウルトロンの腕を改造したショッカー・ガントレットなどが登場していました。過去作品の敵の部品を回収して、武器開発をしているという闇の深い職業でしたね。
ただ、ヴァルチャーの中の人エイドリアン・トゥームスはあくまでもただの人。悪事のスケールが割とこじんまりしていて、あんまり恐怖が感じられなかったかな。
ラストバトルも自滅感が強くて、ちょっと爽快感に欠けました。
ただヴィジュアルはめっちゃ好きです。
まとめ
とても満足な仕上がりでした!
次回作の製作も決定していますし、来年公開の映画「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」にも出演するようなので、これからしばらくスパイダーマンから目が離せません!