2016年11月23日、RADWIMPSの最新アルバム「人間開花」が発売となりました。
このアルバムには、映画「君の名は。」の挿入歌として使用されていた
- 前前前世
- スパークル
のoriginal ver.(オリジナルバージョン)が収録されています。
以前発売された「君の名は。」のサウンドトラックには、映画用に編集したmovie ver.(ムービーバージョン)が収録されていました。
今回のアルバムの曲はそのオリジナル版ということで期待が高まります。
スパークル(original ver.):間奏が短いバージョン
良い曲ですよね。映画の宣伝では、前前前世がメインで使用されていましたが、スパークルの方が「君の名は。」を象徴する曲だと思います。
どうにもならない時間軸のズレを表現した歌詞と、夜空の星を連想させるような曲の雰囲気が映画にマッチしていました。
movie ver.は
- サビが1回のみ
- サビの前に壮大な間奏アリ
- 演奏時間8:54とやや長め
という構成になっていました。映画用に編集したものらしいので、ちょっと特殊な構成になっています。
これはこれで良いのですが、サビの
運命だとか未来とかって言葉が
どれだけ手を伸ばそうとも届かない場所で僕ら恋をする
時計の針も二人を横目に見ながら進む
そんな世界を二人で一生 いや、何章でも生き抜いていこう
の部分が最高過ぎるので、あわよくば曲中に何回か聴きたいと思っていました。
この願いを叶えてくれたのがoriginal ver.です。
間奏が短いのでカラオケで歌うなら、こちらがおすすめです。
original ver.は
- サビが合計3回
- サビの歌い方がそれぞれ異なる
- サビ前の大間奏削除
- 歌詞の追加アリ
- 演奏時間6:48
という構成になっています。いわゆる一般的な曲構成になりました。
サビが複数回登場するだけではなく、歌い方が異なるので満足感が高いです。カラオケでキレイに歌えたら気持ちよさそう(歌えるとは言っていない)。
追加された歌詞も
はじめましてなんてさ 遥か彼方に追いやって
1,000年周期を一日で息しよう
とか
嘘みたいな日々を 規格外の意味を
悲劇だっていいから望んだよ
そしたらドアの外に 君が全部抱えて立ってたよ
のようなもので、非常にグッときました。「君の名は。」を観た方の多くが共感できるのではないでしょうか。
前前前世(original ver.):映画『君の名は。』で使用された曲
映画「君の名は。」の代表曲である前前前世ですが、この曲はmovie ver.との違いはほとんどありません(多分)。
わかりやすい違いとしては、original ver.には歌詞の追加があります。
私たち超えれるかな
この先の未来 数え切れぬ困難を
言ったろう二人なら
笑って返り討ちにきっとできるさ
君以外の武器は他にいらないんだ
という歌詞です。
これは映画本編でも使用されていた部分なので、むしろこっちをmovie ver.と表記するべきな気がするんですが、なんか意図があるんですかね。
疾走感があって良い曲だと思います。本編を観る前は前前前世の方が好きでしたねー。
『君の名は。』をまた観たくなるような曲でした
- スパークルは大幅に異なる。ぜひ聴いてみて欲しい!
- 前前前世はほぼ同じ。劇中歌通りに聴きたい人におすすめ。
曲を聴いたら、再び「君の名は。」が観たくなりました。
RADWIMPSさん、良い曲をありがとうございます!