2019年、結成30周年を迎えるバンド『the pillows』。
the pillowsは、私が最も好きなバンドで非常に多くの心に響く名曲を作り出してくれました。
これまでリリースしたオリジナルアルバムはなんと、22枚!
この22枚以外にも、コンピレーションアルバムやらベストアルバム、ミニアルバムもリリースしています。
活動期間が長い分、曲の数も多く、何かのきっかけでthe pillowsに興味を持った人も、
何を聴いたら良いのかよくわからない!
という状況になりがちだと思います。
そこで、the pillowsのファン歴18年目の私がおすすめする10曲を紹介します。
できるだけ特定の年代に偏らないよう、最新の曲から過去の名曲までバランスよく揃えてみました!
- LTTLE BUSTERS
- ハイブリッド レインボウ
- ニンゲンドモ
- Star overhead
- Funny Bunny
- MY FOOT
- 都会のアリス
- ONE LIFE
- 雨上がりに見た幻
- Thank you,my twilight
- おすすめはベストアルバムと最新アルバム
LTTLE BUSTERS
収録アルバム:LTTLE BUSTERS
the pillowsを語るうえで欠かせないのがこの曲『LTTLE BUSTERS』です。
the pillowsでは、私たちファンのことをバスターズと呼びます。
ボーカル&ギターである山中さわおさんも、よくライブで「Thank you very much,I lile you BUSTERS!」と言っています。
なのでこの曲はthe pillowsを好きになったあなたに向けての曲ともいえるのです!
ノリの良い曲で初めて聴いた人でも、つい体が動いてしまうとても楽しい曲です。
ハイブリッド レインボウ
収録アルバム:LTTLE BUSTERS
この『ハイブリッド レインボウ』も非常に人気の高い曲ですよね。
歌詞の
昨日まで選ばれなかった僕らでも
明日を持ってるよ
の部分に救われた人も多いんじゃないでしょうか。
というのも、the pillowsを好きになる人って、心や気持ちがモヤモヤしていて、なんとかしたいんだけど、良い解決方法がなくて燻っている傾向があると思います。
私もそうですなんですけど、そういう人に刺さるのがthe pillowsなんですよね。
ニンゲンドモ
収録アルバム:REBROADCAST
2018年にリリースされた最新アルバムに収録されている『ニンゲンドモ』。
作詞&作曲をしている山中さわおさんにしては珍しく、歌詞を先に作ったタイプの曲で、すごくストレートな印象を受けます。
特に
加害者と被害者のどっちにも優しくする 優しい人
とても優しいんだろうね
でもそのパフォーマンスは 誰かを傷つけているって
そして誰にも真剣じゃないって 白状すべきだろ
の部分に共感したり、ドキッとさせられたりした人も多いんじゃないでしょうか。
そんな歌詞がポップかつアグレッシブなサウンドに乗せられていて、ここ最近の曲の中ではピカイチ好きな曲です。ヨーコさんのコーラスもGood!
Star overhead
収録アルバム:FooL on CooL generation
この『Star overhead』も2018年に発表された曲で、映画『フリクリ/オルタナ』のエンディングとして使われていました。
映画の出来はイマイチでしたが、この曲は私がthe pillowsを知るきっかけとなったフリクリ(OVA)への愛が詰まっていて好きなんです。
かつて少年だった私も今やおじさんですが、そんな懐かしい青春時代が思い浮かぶような優しい曲です。
Funny Bunny
収録アルバム:HAPPY BIVOUAC
『Funny Bunny』はとても元気が出る曲ですよね。
君の夢が叶うのは 誰かのおかげじゃないぜ
風の強い日に走ってきた
何かを成し遂げるため(成し遂げたとき)に聴きたい曲No.1です。
エルレガーデンがカバーしているということもあり、認知度の高い曲です。
MY FOOT
収録アルバム:MY FOOT
私の中でthe pillowsの『3大 足ソング』の1つ『MY FOOT』。
『Funny Bunny』と同じく、前向きな気持ちになれる曲で「他の人と違っても気にするな! 自分の道を行くんだ!」という決意のようなものを感じます。
イントロのドラム&ベースが大好きです。
都会のアリス
収録アルバム:ムーンダスト
私の中でthe pillowsの『3大 足ソング』の1つ『都会のアリス』。
足要素は
君を前に運ぶのは
君の足だけさ
の部分だけです。
歌詞には特に意味はなく、遊び心満載の曲となっています。
“Alice”と“(I)listen to me”がかけてあるのが面白いですよね。
こういう楽しくて不思議な曲もthe pillowsの魅力の1つだと思います。
ONE LIFE
収録アルバム:LTTLE BUSTERS
私の中でthe pillowsの『3大 足ソング』の1つ『ONE LIFE』。
この曲は好きで好きで仕方がない曲で、私の人生のテーマソングといっても過言ではない曲です。
歌詞の
ねじれた鎧を脱いで 旅に出たカタツムリ
雨にその身を打たれて すり減るけど戻らないぜ
と
どんな靴を履いてても 歩けば僕の足跡
の部分が大好きです。
雨上がりに見た幻
収録アルバム:OOPARTS
結成20周年ソング的な立ち位置の『雨上がりに見た幻』。
歌詞に“虹”というワードが登場し『ハイブリッド レインボウ』を連想させます。
Thank you,my twilight
収録アルバム:Thank you,my twilight
イントロの電子音が印象的な『Thank you,my twilight』。
自分のこれまで人生について、そしてこれからの人生を考えてしまう曲なのですが、曲が優しく、歌声が力強く、とても不思議な感覚になります。
Life is beautiful。
結成20周年記念の武道館ライブの1曲目に使われたこともあり、私の中でとても印象深い曲。
おすすめはベストアルバムと最新アルバム
ということで、the pillows初心者の方にぜひ聴いて欲しい名曲たちを10曲厳選しました(本当はもっとたくさん紹介したい!)。
これでthe pillowsに興味を持っていただいたのであれば、アルバムを聴いて欲しいのですが、その場合
- FooL on CooL generation
- RECROADCAST
の2つがおすすめです。
どちらも2018年に発売されたアルバムで、『FooL on CooL generation』はフリクリに使用された過去の名曲が集められたベスト盤的な立ち位置、RECROADCASTは最新のオリジナルアルバムとなっています。
この2つのアルバムを聴けば、自分の好きな傾向の曲がきっと見つかると思うので、そこからいろんなアルバムに手を出してみるといいと思います。
結成30周年のthe pillowsを一緒に楽しみましょう!