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3年辞めずに仕事を続ける意味

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社会人になるとよく耳にするのが、

とりあえず3年は辞めずに続けてみろ

という無責任な言葉。

みなさんはこの考え方をどう思うだろうか。

私はこの考え方が嫌いだ

 

理由は3つ。

  • 3年という期間を軽視しすぎている
  • 20代の3年間は人生を大きく左右する
  • 我慢する3年であれば意味が無い

 

と考えるからだ。

ちなみに私は新卒で入社した会社を1年で辞めたが、まったく後悔はしていないし、あのときの選択は間違っていなかったと胸をはっていえる。

すべてが好転したきっかけは、あのとき会社を辞めたからだと思う。

3年という期間を軽視しすぎている

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まず3年というのは結構長い

 

中学校に入学した12歳の少年が、15歳で卒業するまでの期間だ。体つきは大人に近づき、様々な知識を獲得し、人間関係を築くことになる3年間。

この中学生活の3年間が充実した者は、その経験が未来へ活きることだろう。

逆にこの3年間で学校生活が上手くいかなり、何もやる気が起きなくなると、元の状態まで戻すのに同じくらい(またはそれ以上)の時間が必要になる。

 

それくらい3年という期間は長く、重いのだ。

 

社会人でも同じだ

会社で過ごす3年間が充実していれば良いが、何の充実感も得られない鬱屈とした日々が続くようであれば、得られるものは無いどころか、肉体と精神を蝕むだけだろう。

「とりあえず3年」なんて言葉、無責任に人に言っていいわけがない

20代の3年間は人生を大きく左右する

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恐らくこの「とりあえず3年」というワードを最も耳にする機会が多いのは、新卒で入社してからの数年間だ。

  • 3年やってみないと仕事の内容はわからんぞ
  • 3年続けたら楽しくなる
  • 3年続けることでスキルが身につき転職しやすくなる
  • この会社で3年続かんようなら、どこ行っても続かん

 

などのクソワードと組み合わせて使われることが多いのだが、もっともらしいことを言っているようで根拠に乏しい。

そもそもこれらの言葉は、会社を辞めさせないために使われるものだ。言葉の裏には「お前が辞めると俺の評価が下がるから困る」という真意が隠されている。

 

一番身動きしやすいであろう20代の3年間を、“とりあえず”消費するのはいかがなものだろうか。

30代、40代となり、結婚し子どもが生まれると、そう簡単に仕事を変えることはできない。

時間は平等というが、20代の3年間と80代の3年間が同価値とは思えない。20代の3年間はこれからの人生を大きく左右する。

 

20代は、耐える3年間ではなく、いろんなことにチャレンジする3年間であるべきではないだろうか。

我慢する3年であれば意味が無い

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継続は力なり、という言葉があるように続けることで得られるものもあるだろう。

ただ我慢のみの上に成り立つ継続に得られるものはあるのだろうか

 

泳げない人(泳ぎたくない人)に対し、「今日から3年間、毎日8時間で泳ぎ続けて」と指示を出したところで泳げるようになるかは甚だ疑問だ。もしかしたら、途中で溺れて死んでしまうかもしれない。

泳げるようになるには、まず本人に「泳ぎたい」という気持ちがあることが重要だ。

その上で、良き指導者のサポートの下、正しいフォームで段階的に技術を向上させていけば、速く効率的な泳ぎができるようになる。

 

では、クソ上司の下、劣悪な労働環境で、考えるのも嫌な仕事を3年間我慢し続けて得られるものは何だろうか

断言するが、無い。

(肉体と精神の疲労感は存分に得られるだろうが)

 

仕事の向き不向きは、自分の感覚でわかるはずだ。

その業務が上手・下手というよりも、苦痛に感じるかどうかが重要だ。

いくら上手にこなせる仕事であっても、それが苦痛なのであれば、それは向いていない仕事だ。

そんな仕事は伸びしろが少ないんじゃないかと思う。

私は前職を1年で辞めたよ

私は前職を1年で辞めて、異業種に転職した(現在7年目)。

どうやらこの選択は正しかったようで、給料も休日も増え、そして何より苦痛ではなく充実感のある業務を行っている。

もしあのとき「とりあえず3年」続けていたらと思うと、ゾッとする。

恐らく結婚もしていないし、子どももいないだろう。あれは私の人生のターニングポイントだったのだろうなぁ。

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