3、2、1! パンパカパーン!
NHK教育(Eテレ)で17:45~放送中のキッチン戦隊クックルン(3代目:2017年4月~)のまとめ記事です。
子どもと一緒に観てたらハマッてしまった、というよくあるパターンですね。アニメパートはテンポが良く、インパクトのある怪人が出てくるので、子どもも楽しいみたいです。
調理パートは各登場人物の掛け合いがおもしろく、そして微笑ましく、ついつい見入ってしまいます。
そんなクックルンは『子どもの向けの料理番組』ではあるのですが、登場するキャラクターの設定や3色のエレメントの法則など、大人目線で視聴していて気になることがありましたので、ここにまとめておきたいと思います。
キャラクターの設定と変身時のセリフ
まずはメインキャラクターの設定や変身時のセリフをまとめちゃいます。
クックルンレッド:あずき
「真っ赤なハートは勇気のシンボル。クックルンレッド、私はあずき!」
リーダー的存在で、料理のメニューはあずきが決める。調理作業もあずきがメインで調理を行っていることが多い。意外と辛辣な発言が多くて好き(特にマサカゲに対し)。
クックルンイエロー:マロン
「Smile power like shininig sun.クックルンイエロー、私はマロン!」
外国人。あずきと茶太郎の友人。「変われ自分!」と言うと、いろんな物(だいたい調理器具)に変身可能。変身アバンの英語の発音が完璧過ぎて好き。
クックルングリーン:茶太郎
「緑の葉っぱは癒しのエナジー。クックルングリーン、僕は茶太郎」
あずきの弟。茶太郎メガネを使うと、小学生の常識という名の専門知識がわかる。必殺技を習得することに憧れている。話し方が子どもっぽくてかわいい。
忍者マサカゲ
忍者マサカゲ。
主に食材の準備、茶太郎メガネの声、どらもんの世話を担当している。
英語が話せるようになりたいようで、よくマロンから教わっている。個人的にあずきとの会話シーンがおもしろい。あずきの蔑むような対応がツボに入る(笑)
白いフワフワした生き物:どらもん
この白い生き物、『どらもん』というらしいです。
私が視聴している限りでは、エレメントを食べるだけの存在っぽいんですけど、何の役に立つ生き物なのでしょうか?
先日の放送では、赤・黄・緑のエレメントを同時に摂取したことで、角と羽が生えていました。もしかしてドラゴンに進化する!?
赤・黄・緑のエレメントの法則!三色食品群
各放送回で料理を作ると、赤・黄・緑のエレメントが1~3つ生成します。
実はこの生成するエレメントの色には規則性があります。それは『三色食品群』を元にしているということ。(これ気がついたとき、管理栄養士の私は小さく震えました)
三色食品群とは、食材を
- 赤:体をつくる食品(肉・魚・卵などのタンパク質源)
- 黄:エネルギーのもとになる食品(穀類や油脂などの糖質・脂質源)
- 緑:体の調子を整える食品(野菜や果物などのビタミン・ミネラル源)
の3色に分類し、この3つの食品群をバランスよく食べましょうというものです。小学校の食育でも活用されていますね。
つまり、クックルンの3人が作った料理がステーキであれば赤のエレメントが生成され、チキンサラダであれば赤と緑のエレメントが生成される、という感じになります。
よく考えられた設定だなーと感心させられました。
食や料理に興味を持つ良いきっかけになる番組
短い時間ながら、子どもの食への関心を引く良い番組だと思います。『食育』の観点からみても良い構成ですしね。アニメパートと実写パートのバランスもGood!