2025年1月31日、the pillowsが解散した。
解散してしまった。
the pillowsを応援してくださっている皆さまへ
— the pillows monument (@thepillowsJPN) February 1, 2025
To all fans of the pillows, pic.twitter.com/PrObDArrAb
解散を受け入れる
「1/31のライブをもってthe pillowsが解散した」というニュースを、大学時代にWake upツアーのTシャツをプレゼントした友人からLINEで聞いたときは、変な声が出た(仕事中だった)。
それからTwitterでバスターズたちの反応を見た。
公式FCに入って最近のブログも読んだ。
この1週間、iPodでピロウズの曲ばかり聴いた。
解散後のさわお、Peeちゃん、シンちゃんのブログを読んだ。
……ようやく受け入れてきたような気がする。
ピロウズは解散したのだ。
思い出
ピロウズとの出会いは高校生。
フリクリだった。当時の基準でいえばニワカファンという扱いになるのかもしれない。
ONE LIFEは今でも一番好きな曲で、人生のテーマソングを挙げろと言われたらまっさきにこの曲を選ぶ。
どんな靴を履いてても 歩けば僕の足跡
立ち止まればそれまで 僕が終わる印
という歌詞に支えられて生きてきた。
これからも支えてもらっていきていく。
大学4年間は、狂ったように聴いていた。
ライブも行った。フェスにも行った。
この時期のアルバムは、MY FOOTやWake up! Wake up! Wake up!、PIED PIPERといった比較的明るくてポップな曲が多かったと思う。
特にLadybird girlのPV(MV)が公開されたときは、あまりにもキラキラしていてピロウズ界隈にちょっとした衝撃が走ったように記憶している。
そして自由な時間を持て余す大学生という身分を活かして、古いアルバムも全部聴いた。iPodを買って、全部取り込んで、毎日聞いた。
誇張抜きに、ピロウズの曲を聴かない日はなかったといえるくらい聴いていたと思う。
楽しかった。
最近はライブに行ってなかった。
2009年の20周年武道館ライブ…いや、その後のOOPARTSツアーが最後だと思う。
ライブに行かなくなった明確な理由があるわけではないが、転職して、結婚して、家族が増えて……なんとなく、なんとなく行かなくなった。
2012年に活動休止したときも、1年のメンテナンス期間というアナウンスもあって、そんなに深刻に考えていなかった。
新譜が出れば必ず買って聴いていた。
でもライブには行かなかった。
今思えば『ムーンダスト』以降のアルバムは、そんなに何度もくり返すような聴き方はしていなかったような気がする。
……解散を知ったとき、ライブに行かなかったことを後悔した。
「解散ライブだと知っていれば…」という思いがないわけではないが、そんな都合の良い話はない。
特別なライブじゃなくても、遊びに来てくれるファンを大事にする実にピロウズらしい解散の仕方だと思う。
the pillows、これまでありがとう!
休止ではなく、解散という言葉を選んだその決断を受け入れるしかないと思う。
でも、「また」を期待させて欲しい。
そして、
「久しぶりじゃないか」
をもう一度聞けたらいいなと思う。