アイアンマンことトニー・スタークが登場するMCU映画は、
- アイアンマン1
- アイアンマン2
- アベンジャーズ
- アイアンマン3
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
- スパイダーマン/ホームカミング
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
- アベンジャーズ/エンドゲーム
があります。
(※本記事は上記作品のネタバレを含む記事になります)
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』を鑑賞して、トニー・スタークの歴史を改めて振り返ってみたくなったので、今回は映画『アイアンマン2』についての感想や名言をまとめていきます。
- スターク・エキスポ!アイアンマンの床パン着地の初披露
- 『問題なのは我々の未来だ』未来に苦しめられるトニー
- トニーを蝕むアーク・リアクターの毒
- 私は“核抑止力”。私がいるから国は安全だ
- ウィップスラッシュ(イワン・ヴァンコ)がトニーを狙う理由
- 魅力的なヴィラン!ジャスティン・ハマー
- アイアンマン・マーク5の装着シーンは最高!
- トニーはローディにスーツを渡すつもりだった!?
- 父、ハワード・スタークとの確執
- 新元素の製作!これがアイアンマンの醍醐味
- ウォーマシンとの共闘
- トニーとアイアンマンを愛でるには良い作品
- U-NEXTにはMCU作品が多数配信中!31日間の無料体験期間あり
スターク・エキスポ!アイアンマンの床パン着地の初披露
映画はAC/DCの音楽をバックにアイアンマン・マーク4がスターク・エキスポの舞台に降り立つシーンから始まります。
アイアンマンといえばこの床パンことスーパーヒーロー着地だと思うんですが、初披露はこのときだったんですね。
『問題なのは我々の未来だ』未来に苦しめられるトニー
華麗にスーツを脱いだトニーは、聴衆に向けてスターク・エキスポ開会の言葉を話し始めます。
問題なのは我々の未来だ
次の世代に何を残すかを考えねば
今の我々のためではなく
明るい未来のために
多少パフォーマンスを含むとは思いますが、この時点でもトニーは未来のことを考えていることがわかりますね。
後述するアーク・リアクターの毒が原因で、自分が死ぬ可能性を考慮しているのだと思います。
そう考えると、トニーの人生は、『未来』に苦しめられているような気がしますね。
- 映画『アベンジャーズ』でみた宇宙からの外敵来襲の可能性
- 映画『アベンジャーズ/AoU』でみたアベンジャーズ全滅の予知夢
- 映画『アベンジャーズ/IW』でみたストレンジによる未来視
どれもトニーを苦しめる要因になっていたと思います。
しかし、その来る暗い未来を打破するのが、トニー・スタークのすごいところであり、魅力的な部分なんだと思います。
トニーを蝕むアーク・リアクターの毒
そして今作では、前作(映画『アイアンマン』の感想と名言)でも示唆されていたアーク・リアクターに使用されているパラジウムによる毒素がトニーを苦しめます。
中毒症状の進行を抑制するには、1日2.4Lのクロロフィル飲料を飲まないといけないらしいです。大変。
ただクロロフィル飲料を飲んでも中毒の進行を止めることはできないので、遅かれ早かれトニーは死んでしまうわけです。
それを見越して、後継者としてペッパー・ポッツを社長に任命したんでしょうね。
私は“核抑止力”。私がいるから国は安全だ
アイアンマンスーツ、そしてアーク・リアクターの技術を公開しないトニーは、米国政府に呼び出しをくらいます。
そこでのトニーの発言の中に、
私は“核抑止力”
私がいるから国は安全だ
というものがあります。
いかにもトニー・スタークらしい傲慢なセリフですが、まだ宇宙からの敵を知らないトニーだからこそできるセリフのような気もしますね。
ウィップスラッシュ(イワン・ヴァンコ)がトニーを狙う理由
さて、近作のメインヴィランは、ウィップ・スラッシュことイワン・ヴァンコです。
なぜイワンがトニーを狙うのかというと、『父のアントン・ヴァンコとハワード・スタークはアーク・リアクターの共同開発者で、ハワードがアントンを追放して技術を横取りした』と思っているからなんですね。
ただこれは勘違いで、実際にはアーク・リアクターの技術をコッソリ売ろうとしたアントンが悪いんです。
そんな勘違いでヴィランに抜擢されてしまうイワン・ヴァンコって一体…
魅力的なヴィラン!ジャスティン・ハマー
個人的にはジャスティン・ハマーの方が魅力的なヴィランでしたね。
なんか憎めない、彼。
ちょっとロキみたいなところありません?
個人的に好きなシーンが2つあって、
- ウォーマシン用の武器のプレゼンシーン
- スターク・エキスポで踊りながら登場するシーン
です。見る度にニヤニヤしちゃいます(笑)。
アイアンマン・マーク5の装着シーンは最高!
歴代アーマーの中でもかなり好きなのがマーク5です。
携帯性に特化したスーツで重量なんと15kg。
スーツケースに腕を突っ込んで、蛇腹状の装甲が展開していくシーンはもう最高以外の言葉で表すことができません。
個人的にこの映画の一番の盛り上がりポイントです(笑)
トニーはローディにスーツを渡すつもりだった!?
中毒に苦しみ、死期が近づいてきたトニーは、ふざけたパーティを開催します。
その醜態を見たローディがぶち切れてトニーVSローディの対決が始まります。
打撃を加える度にカァン!という金属音が鳴るのも、アイアンスーツならではですよね。
結局、ここでローディはアイアンマン・マーク2を奪うことに成功するわけなんですが、これもトニーが仕組んだことなんですよね。
ブラック・ウィドウによると「無許可の使用を防ぐ警備システムがあるはずです」とのことなので。
自分の死期を悟ったトニーは、ローディにスーツを託したかったけど、面と向かって正直に状況を伝えたり、弱音を吐いたりすることのできないトニーなりの方法だったんでしょうね。
ちなみに、このマーク2は『ウォーマシン』となるわけですが、このウォーマシンという名はトニーがローディに言い放ったセリフ「戦争マシンになれ」から採用されていますね。さすがローディ。
父、ハワード・スタークとの確執
ニック・フューリーとの会話のなかで、トニーと父であるハワード・スタークの確執について垣間見ることができます。
トニーによると
冷たくて、愛情を伝えてくれなかった
とのことですが、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観てからこのシーンを見ると、いろいろ感慨深いものがありますねー。
新元素の製作!これがアイアンマンの醍醐味
さて、いよいよパラジウムに変わる新元素を作成しようとするトニー。
私、トニーが何かを製作しているシーンがめっちゃ好きなんですよね。
3Dモデルを展開して、宙に浮いたそのモデルを操作して、それをもとに実物を作成していく…
男のロマンてんこ盛りかよ! って感じですよね。
ウォーマシンとの共闘
ラストはウォーマシンと共闘してウィップスラッシュを倒します。
ただ正直、VSウィップスラッシュよりも、その前座であるVSハマードローン軍団の方が燃えますよね。
アイアンマンは武器の性質上、多数の敵を相手にしたほうが映えるんですよねー。
トニーとアイアンマンを愛でるには良い作品
あんまり評判の良くない『アイアンマン2』ですが、改めて見直してみると、アイアンマンの活躍シーンが多いし、いろんなトニーが見れるし、ハマーはおもしろいしで良い作品だと思いました。
エンドゲーム鑑賞後だと評価が上がる作品だと思います(トニーの追悼的な意味で)。
関連記事>>映画『アイアンマン』の感想と名言_私がアイアンマンだ(I am Ironman)
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