映画『デッドプール2』を観てきましたので、感想と考察、気がついた他のヒーロネタをまとめていきます。※ネタバレ注意
今回は全国公開日の前日に行われる『前夜祭』で観てきました。
“公開日の前日”に映画を観れる。なんて幸せなんでしょう。この特別感は最高でございますね。
前作ではデッドプールのオリジンを描いた関係もあって、デップーの活躍シーンは控えめでした。
どちらかというと、ウェイド・ウィルソンのラブストーリー映画といっても過言ではない感じでした。
しかし本作『デッドプール2』は、クソ無責任ヒーローの名に恥じない活躍シーンが盛りだくさんでした。アクションシーンも豊富でしたね。
- 家族・仲間のために戦うファミリー映画
- デップーVSケーブルがかっこいい
- Xフォースのメンバーの能力とパラシュート事件
- 未来から来たサイボーグ、ケーブルの活躍
- 運を操るミュータント、ドミノの活躍
- ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドの彼女はユキオ
- エンドロール中の歴史(過去)改変映像
- マーベルヒーロー(MCU)ネタまとめ
- DCヒーローネタまとめ
- 笑える最高のエンターテイメント映画
家族・仲間のために戦うファミリー映画
前作のデッドプール1がラブロマンス映画なら、本作デッドプール2はファミリー映画です。
前作では孤軍奮闘するデップーの活躍を描いていましたが、本作は仲間と一緒に戦う、家族のために戦うデップーを見ることができます。
前作の戦う動機が『自分のため』だとすると、本作は『他人のため』という対比ですね。
コロッサスさんもデップーと友達になれたようで良かったですね。
何があってもデップーを見捨てないコロッサスは、本当にデップーのことを考えてくれているんだろうなー。
ネガソニックちゃんの活躍が少なめだったのは残念。
デップーVSケーブルがかっこいい
今回はアクションシーンがかなり多めで、中だるみのシーンが少なくて良かったです。やっぱりヒーロー映画は派手でカッコいいのが最高です。
いろいろ興奮したシーンはありますけど、一番は護送車内でのデップーVSケーブルでしょうか。
予告映像でも使われていましたが、銃弾を斬るデップーかっこ良かったです(当たらないとはいっていない)
Xフォースのメンバーの能力とパラシュート事件
ついにデッドプールがリーダーとなるXフォースが結成されました。
そのメンバーは、
- ドミノ(運を操る)
- べドラム(電気を操る)
- ツァイトガイスト(酸性のゲロを吐く)
- シャッタースター(地球人よりすべて優れている)
- バニッシャー(透明人間。ブラッド・ピット)
- ピーター(一般人)
です。
なお、
- べドラムはバスに激突し死亡
- シャッタースターはヘリコプターのプロペラに巻き込まれ死亡(血は緑)
- バニッシャーは電線に引っかかり死亡
- ツァイトガイストはゴミ収集機に巻き込まれ死亡
- ピーターはツァイトガイストのゲロで死亡
となっております。
ドミノ以外全滅ですね! HAHAHAHA!
このXフォースのパラシュート降下シーンは本当におもしろかった。BGMはAC/DCでアイアンマン2の冒頭を意識してますし。
悲惨な結末になるのは予想してたけど、予想を上回る死にっぷりで笑いを堪えるのが大変でした。
未来から来たサイボーグ、ケーブルの活躍
ケーブルは良かったですねー。
筋骨隆々でまさにソルジャーといった感じ。サノスみたいでした
敵サイドと味方サイドで、全然雰囲気が違うんだよなー。ジョシュ・ブローリンすごい!
デップーと敵対しているときは、戦闘シーンにヒリヒリした緊張感が生まれていました。
それが味方サイドに付くと、家族を想う優しいおじいちゃんではありませんか。頼りになるデップーの相棒って感じでしたね。
運を操るミュータント、ドミノの活躍
ドミノはなかなか良いキャラしてましたけど、この映画に必要だったかと言われると微妙な気がします。
一応、ラストの戦闘の舞台であるミュータント養成施設出身という設定はありましたが、この設定もあってもなくても作品に影響は与えないという。
次回作以降の活躍に期待ですかね。
ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドの彼女はユキオ
私の大好きなキャラクター、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(以下、NTW)ちゃんにガールフレンドができていました。
NTWちゃん、まさかのレズビアン!
しかもそのお相手は忽那汐里さん演じるユキオでございます。うひょー。
そういえば、ユキオに対してデップーは
「はぁい、ユキオ♡」
「バーイ、ユキオ♡」
みたいな話し方してましたね。なんか理由があるんでしょうか。
エンドロール中の歴史(過去)改変映像
今回、エンドロール中に映像が差し込まれます。
ケーブルが所有していた壊れたタイムマシーンをNTWちゃんが修理し、デップーに渡してしまいます。
過去に戻れることができるようになったデップーは、自分の都合の良いように過去を変えまくります。
ヴァネッサを救う
これは誰もが予測した展開でした。
過去を変えられるなら、ヴァネッサを救うに決まっているよね。
これで完全なるハッピーエンドとなりました。
ピーターを救う
ほぼ全滅したXフォースのメンバーの中から、唯一救われたのが無能力者で一般人のピーター!
でもピーター、単純に良い人そうだから助けてあげたくなる気持ちは分かりますね。
X-MEN ZEROのウェイドを殺害
映画『X-MEN ZERO』で不評だったライアン・レイノルズが演じるウェイドを、ライアン・レイノルズが演じるデップーが殺すという歴史改変。
フューチャー&パストかな!?
これには笑いました。銃打ち過ぎだからね(笑)
でもあのウェイドがあったからこそ、今のデッドプールがあるともいえるんですよね。
グリーンランタンの主演が決まって喜ぶライアン・レイノルズを殺害
大作クソ映画『グリーンランタン』の主演が決まって大喜びのライアン・レイノルズを、ライアン・レイノルズが演じるデップーが殺すという歴史改変。
これには劇場の皆さまも納得のご様子。
マーベルヒーロー(MCU)ネタまとめ
映画内に散りばめられたMCUネタをまとめておきます。
超能力の無いただの人、ホークアイと同じ
超能力を無くす首輪をされてただの人(がん患者)となったデップーが放ったとんでもない一言。
たしかにホークアイはただの人だけどさぁ! 弓が上手いから! 自宅軟禁中だけども!
(ケーブルに対して)ウィンターソルジャーかよ!
たしかに(笑)
誰かを殺害しようとしていて、左腕がメタルアームとか完全にウィンターソルジャーですね。
Xフォース!(ワカンダフォーエバーのポーズ)
Xフォース降下作戦前にデップーが腕をクロスさせて「Xフォース!」と叫んでましたが、これはブラックパンサーの「ワカンダフォーエバー」のパクリですね。
コメント欄あさんより情報提供
(ドミノに対して)黒いブラック・ウィドウ?
脚が赤ちゃんになってるときに、アル(盲目ババア)の家での会話中で言ってたんだけど、どういう流れでブラック・ウィドウというワードが飛び出したのか覚えていない。
誰か補完願います。
※追記
コメント欄もみみさんより情報提供
ブラックウィドウネタは、ドミノがケーブルと絡んでいる部分で、それまでのブラックなんとか(白人の囚人)に関して人種差別的なノリをしていた延長で「黒いブラックウィドウ」とドミノの人種とブラックウィドウ的な派手さのないアクションを色々と掛けて言い放ったシーンだったと思います
コメント欄PandAさんより情報提供
単にチームの紅一点という意味で
ブラックウィドウと言ったんだと感じました。
情報提供ありがとございます!
どっちのニュアンスもあった気がしますね。
いろんな意味を込めての『ブラック・ウィドウ!』でだったのでしょうね。
(ケーブルに対して)だまれサノス!
ラッセルとジャガーノートを止めるために、施設に突入する前の会話シーン。
ケーブル役のジョシュ・ブローリンは映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、サノスを演じていますからね。
絶対にネタにすると誰もが思っていましたよね。
(ドーピンダーに対して)ブラウン・パンサー
タクシーで勇ましく理事長を轢き殺したドーピンダーへの一言。
まぁブラック・パンサーというよりは、ブラウン・パンサーですね(笑)
しかし、ドーピンダーの暗殺者志望はいつまで続くことやら。
追記:ケーブルが現代に来たシーンでGotGの曲
ケーブルが未来から現代にやってきたシーンで、2人の年配者が聴いていた曲がGotGで使用された『Come and Get your love』でしたね。
⇒Escape (The Pina Colada Song) でした。失礼しました。(もみみさん、あああさんより情報提供)
DCヒーローネタまとめ
DCヒーローネタもちょいちょいぶっ込んできてましたね。
マントを着たヒーローに、母の名前はマーサ
ヴァネッサに帰りが遅くなった言い訳をするウェイドから出た言葉。
スーパーマンかバットマンのことを指していますね(笑)
(ケーブルのおまえは誰だ?に対し)バットマン!
ちゃんとシャガレ声っぽかったのがおもしろかった。
お前暗いな。DCユニバース出身!?
シリアスな空気感で襲撃してくるケーブルに対して、デップーが放った一言。
たしかにシリアス路線といえばDCユニバースですよねー。ジャスティス・リーグはコミカル路線で良い感じでしたけど。
笑える最高のエンターテイメント映画
いやー笑いました。
一応、続きものですけど、前作観てなくても十分楽しめる作品だと思います。
そういや今回、グロシーンは相変わらずでしたけど、エロシーンは少なめでしたね。
エロかったのは、ジャガーノートのお尻とデップー(下半身子ども)のお尻くらいでしょうか。
あ、パンフレットも買いましたが、おすすめです。
主演のライアン・レイノルズの長めのインタビューや細かい設定などが載っていておもしろいです。
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