マーベルヒーローが集結する映画「アベンジャーズ」シリーズ。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品ですね。
MCUのヒーローたちは単独作品も多く、それぞれ非常に良い映画ですが、すべてを網羅しようとすると大変です。
ということで、以前こんな記事(アベンジャーズ関連作品はどの順番で観るべきなのか )を書きました。
でもなかには、アベンジャーズだけを観たいって方もいると思います。そんな方のために、アベンジャーズに登場するヒーローをまとめてみました。大まかな設定だけでも頭に入れておけば、より一層アベンジャーズを楽しめるはずです!
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- アベンジャーズ1の相関図
- アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロンの相関図
- アベンジャーズ2.5/シビル・ウォーの相関図
- アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー
- NEXT:アベンジャーズ4/エンドゲーム
- これからも随時更新していきます
アベンジャーズ1の相関図
アベンジャーズ結成、そして初のチームとしての戦いが描かれる。それぞれ個性や信念の異なるヒーローたちが一致団結することができるのか。
アイアンマン【トニー・スターク】
トニー・スタークは、大企業スタークインダストリーズの社長、つまりアベンジャーズの財布超大金持ち。
トニー・スターク自身には超人的な能力は備わっておらず、天才的な頭脳と技術、そして莫大な資金力をフル活用して開発されたアイアンマンスーツを着て戦うヒーロー。
自己中心的な性格で、自分が正しいと思ったことは意見を曲げない。何でも自分で決めて、行動するタイプなので、周りから反感を買う機会も多い。
アイアンマンスーツはバージョンアップされ続けており、現在マーク50までの存在が確認されている。メインウェポンは掌からでるリパルサーレイ。
マーク42以降はスーツ内にトニーが入らなくても遠隔操作&自動操作が可能に。
歴代のアイアンマンスーツとその初登場作品
以下、アイアンマンスーツの初登場作品です。
- マーク1~3:アイアンマン1
- マーク4~6:アイアンマン2
- マーク7:アベンジャーズ1
- マーク8~42:アイアンマン3
- マーク43~45:アベンジャーズ2/AoU
- マーク46:シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ3
- マーク47:スパイダーマン・ホームカミング
- マーク50:アベンジャーズ3/IW
キャプテン・アメリカ【スティーブ・ロジャース】
アベンジャーズの精神的支柱、キャプテン・アメリカ。ちなみにバッキー(ウィンター・ソルジャー)は、昔からの親友である。
もともとスティーブ・ロジャーズは貧弱な身体だったが、第二次世界大戦時に超人血清を注射し「スーパーソルジャー(超人兵士):キャプテン・アメリカ」として、生まれ変わった。
戦時中は大活躍。さらに秘密組織ヒドラとも戦い勝利を収めるも、北極で氷漬けになってしまう。
凍結期間はなんと70年! でもキャプテンは生きていて、現代に蘇ったのだ!
キャプテンの武器はシールド(盾)。ヴィブラニウム合金でできており、めっちゃ硬い。どんな衝撃も受けきれる奇跡の一品。
この盾は、トニー・スタークの父:ハワード・スタークが作成したもの。なお、映画『シビル・ウォー』ラストでシールドを手放し、ワカンダに潜伏している。
ハルク【ブルース・バナー】
アベンジャーズの切り札的存在、ハルク。ブルース・バナーの感情が昂ぶったり、命の危機が迫ると緑色の大男:ハルクに変身する。
ブルース・バナーは元々研究者で、キャプテン・アメリカ誕生のきっかけとなった“超人血清”の研究を行っていた。
実験でその血清をバナー自身に注射したものの失敗。その結果、感情が昂ぶった際にハルクと化してまうことに。
ハルクは尋常じゃないくらい強靭な肉体で、アベンジャーズ最強候補。ただし、ハルクに変身したときは制御が効きづらいので諸刃の剣。
唯一ハルクをコントロール可能なのは、ナターシャ(ブラック・ウィドウ)。ナターシャが「大男さん、日が沈むわよ~」的な言葉をハルクにかけると、変身が解ける。
なお、この言葉に特別な効果があるわけではなく、『ナターシャがする』ことに意味がある。
事実、映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』で、ソーがこの言葉をハルクに発しても、変身は解けなかった。
ソー
アスガルドの神:ソー。父はオーディン、弟はロキ。
昔、調子に乗ってお父さんを怒らせてしまい、ただの人間になったこともあるが、現在は後継者として立派に神をやっている。弟のロキとは仲が悪い。
メイン武器は、ムジョルニアというハンマー。
叩く、雷を呼ぶ、飛ぶといった具合に使い方の幅が広い。ちなみにムジョルニアは高潔な精神をもつ者にしか持ち上げることができない。
そして何といっても神なので、肉体の強度こそが最強の武器。ハルクとやり合えるくらい強い。
なお、映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』にて、ムジョルニアは死神ヘラによって破壊された。しかもヘラの攻撃により、右眼を失い集眼に。
しかし雷を自在に扱う雷神として覚醒したため、戦闘力はムジョルニア破壊前よりアップしている。
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ブラック・ウィドウ【ナターシャ・ロマノフ】
スパイ業務ならブラック・ウィドウにお任せ。スターク曰く、DNAに二重スパイが染みついているらしい。
元KGB(ロシアのスパイ)で、レッドルームと呼ばれる特殊な環境下で鍛え上げられたスーパー諜報員。
肉弾戦が主体だが、銃も使うし電気の棒も使う。スパイなだけあって、動きがしなやかかつ俊敏。
ホークアイ【クリント・バートン】
弓が上手いホークアイ。
遠くの的にも当てることができる。いろんな種類の矢をもってる。
弓がすごく上手い。
アベンジャーズ2/エイジ・オブ・ウルトロンの相関図
ニューヨークでの戦闘で、宇宙からの訪れる敵に危機感を抱いたスタークは地球を外敵から守るためのウルトロン計画を立ち上げる。だいたいスタークのせい。
スカーレット・ウィッチ【ワンダ・マキシモフ】
ロキの杖に付いていたインフィニティ・ストーンを使って超能力を付与されたスカーレット・ウィッチ。
幼少期に家に振ってきたミサイル(不発)が、スタークインダストリーズ製であったことから、スタークに強い嫌悪感を持っている。
能力はなかなか強力で、人の心を操ったり、念動力的な赤いモヤモヤでものを投げたり、押しつぶしたり、バリアを張ったりと応用性が高い。
映画『シビル・ウォー』ではマインド・ストーンの力を抑え、ヴィジョンを圧倒する力をみせた。
クイックシルバー【ピエトロ・マキシモフ】
ワンダと同じく、ロキの杖により能力を授かったクイックシルバー。めっちゃ速く動ける。ピエトロもスタークが嫌い。
ヴィジョン
ヴィブラニウム製の身体、ウルトロンとジャービスの頭脳プログラム、額に埋め込まれたマインドストーン(インフィニティストーン)でできているヴィジョン。額のマインドストーンからはビームが出る。
超ハイスペックな彼は、スタークとバナーが真のウルトロンを作る過程でできあがった。しかしヴィジョン曰く、私はスタークの求めてたものではないとのこと。
ソーの所有するムジョルニアを普通に扱えることから、高潔な精神の持ち主であることが伺える。ちなみに背中マントは神であるソーを意識したもの。
ウォーマシン【ジェームズ・ローズ(ローディ)】
スタークの唯一(?)の友人、ローディ。米軍所属で、アイアンマン・マーク2を改良したウォーマシンを着て戦う。ローディは軍人なので、生身でも結構強い。
ウォーマシンはアイアンマンと比べて仰々しい武装が多く、まさに兵器という印象。現在マーク3まで確認されている。
映画『シビル・ウォー』では、ヴィジョンの誤射が原因で下半身不随になってしまったが・・・
アベンジャーズ2.5/シビル・ウォーの相関図
何度も地球を守ってきたアベンジャーズ。しかし華々しい活躍の裏では、激しい戦闘に巻き込まれて命を落としてしまう一般市民も。
誰の監視も受けることなく、国境を跨いで活動するスーパーヒーロー集団を疑問視する声が上がり、アベンジャーズを国連の管理下に置く「ソコヴィア協定」が採択されることに。この協定に賛成か反対かでチームが二分してしまう。
キャプテン・アメリカ第3作に当たるが、実質的にアベンジャーズ2.5という印象。
ファルコン【サム・ウィルソン】
キャップの現代の友達サム。ウイングスーツを着てファルコンとして戦う。
アイアンマンの飛行とは異なり、まさに鳥のように飛べるのが特徴。羽をぶつけてダメージを与えることもできるし、遠隔操縦の小型飛行ユニット:レッドウィングも併せ持つ。
サム自身も元軍人であるため、本人の戦闘能力もそこそこ高い。
アントマン【スコット・ラング】
自身の身体を蟻サイズまで小さくしたり、ウルトラマンのように巨大化して戦うアントマン。
元祖アントマンであるピム博士に才能を見込まれ、スーツを託される。スーツにはピム粒子と呼ばれる“物質のサイズを自在に変化させる”謎の技術が使われている。
ちなみに、投擲用の武器にもピム粒子が仕込まれており、自分以外の無機物・有機物のサイズを変換することも可能。強い。
体のサイズを変える他に、様々な種類の蟻と意思疎通を図ることができる。
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ブラック・パンサー【ティ・チャラ】
ワカンダの王であり戦士であるティ・チャラ。全身ヴィブラニウム製のスーツを着用し、ブラックパンサーとして戦う。
王なので経済力もかなりある。そのうえワカンダの秘密基地には、最新鋭の技術が集結している。つまり、スタークのような便利な設定の持ち主といえる。
ティ・チャラは超人血清を使用しているわけでもないのに、キャプテンやバッキーとやり合えるのだから、本人の身体能力の高さはかなりのもの。
ちなみに、ティ・チャラの身体能力の高さは、ワカンダ産のハーブの力によるもの。
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スパイダーマン【ピーター・パーカー】
キャプテンたちを拘束するため、スタークからスカウトされた臨時メンバー、スパイダーマン。
普通の高校生だったピーター・パーカーは、遺伝子をいじられたクモに噛まれてスパイダーマンとなったわけだが、劇中ではこの過程は省かれている。
身体能力はかなりのもので、キャプテンやバッキーと互角以上にやり合えるほどの腕力がある。ただし、戦闘経験がまだ未熟であること、精神的にも若いことが弱点になりがち。
武器は手首のウェブシューターから、射出されるスパイダーウェブ(糸)。この糸はかなり強靭なので、一度捕まると外すのは困難。
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ウィンター・ソルジャー【ジェームズ・バーンズ(バッキー)】
左腕のメタルアームが特徴的なウィンター・ソルジャー。キャプテンと同じく超人血清を使用したスーパーソルジャー。キャプテン・アメリカの親友。
バッキーは元々普通の米軍兵士だったが、作戦中に行方不明に。その際に左腕を失っている。
その後、ヒドラに回収され、超人血清を注射、左腕はメタルアームになった。
さらに洗脳を受け、ヒドラの暗殺部隊として暗躍。映画『ウィンター・ソルジャー』では、親友であるキャプテンの敵に回ったこともある。
現在、洗脳は解けているものの、ヒドラの暗号を用いることで再洗脳が可能な状態。
再洗脳を恐れたバッキーは、映画『シビル・ウォー』のラストでワカンダ王国での冷凍隔離を自ら進んで受けることに。
アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー
6つのインフィニティ・ストーン、
- パワーストーン
- スペースストーン
- リアリティストーン
- マインドストーン
- ソウルストーン
- タイムストーン
を最強ヴィラン、サノスが狙う。
サノスが6つのインフィニティ・ストーンを揃えて指パッチンすると、宇宙の生命の半分が無作為に消滅する。
アベンジャーズはサノスの野望を阻止するために、インフィニティ・ストーンを守るため立ち上がる。
これまでのアベンジャーズ作品の集大成であり、次の第4作につながる超重要作品。
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最強ヴィラン、サノスの目的
『インフィニティ・ウォー』では、いよいよ宇宙最強の敵:サノスがアベンジャーズの前に立ちはだかる。
サノスの目的については監督のインタビュー(Avengers, the makers’ story - Telegraph India)で語られており、
『宇宙の人口を半分すること』
である。
サノスは惑星タイタン出身で、その星は人口過剰が原因で滅びてしまった。
それを教訓にしたサノスは、宇宙の崩壊を防ぐために、宇宙のバランスを保つために、いろんな惑星を巡り、その惑星の人口を半分にしてきたということ。
この作業を効率良く行うためには、インフィニティ・ストーンが必要であるという主張。
6つのインフィニティ・ストーンが揃えば、指パッチンで宇宙の人口を半分にすることができる。
ドクター・ストレンジ【スティーヴン・ストレンジ】
魔術を駆使して戦うドクター・ストレンジ。
元々、天才かつ傲慢な外科医であったスティーヴン・ストレンジ。
交通事故で両手の自由を失うが、魔術を習得し復活。結果的には、魔術で地球を守る異色のヒーローに。
戦闘では、火花のようなものを手にまとったり、鞭状にしたりして戦う。また、アストラル体と呼ばれる幽体離脱のようなこともできる。
胸のペンダントは『アガモットの眼』と呼ばれ、時間を進めたり、戻したりできるトンデモ性能。インフィニティ・ストーンの1つ。
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ガーディアン・オブ・ギャラクシー(GotG)
宇宙のならず者たちを集結させたガーディアンズ。過去に宇宙を2回救っている。
構成メンバーは、
- スター・ロード(本名ピーター・クィル。地球人と天人のハーフ)
- ガモーラ(サノスの義娘)
- ロケット(改造アライグマ)
- グルート(木型宇宙人)
- ドラックス(筋肉戦士)
- マンティス(触覚で感情を制御)
となっている。
各キャラクターの細かい設定は『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー リミックス_キャラクター・設定まとめ』を参照ください。
NEXT:アベンジャーズ4/エンドゲーム
2019年4月26日(金)公開予定。
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これからも随時更新していきます
いかがでしたでしょうか。かなりの数のヒーローが登場するアベンジャーズ。
これからアベンジャーズに合流するヒーローも多いので、その都度更新していきたいと思います。