先日も映画「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー リミックス(vol.2)」の感想(映画_ガーディアンズ オブ ザ ギャラクシー リミックス(vol.2)を観た感想)を書きましたが、気持ちが抑えられなかったので追記です。
今回は主にキャラクターの設定や印象的だったシーンに焦点を当てた内容をまとめていきます。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーにも登場するガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのメンバーの設定や特徴を整理しておきましょう。
※ネタバレあり
GotGの登場人物の設定と印象的なシーン
ピーター・クィル(スターロード)
地球出身のピーター・クィル。ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのリーダー(一応)。赤い服と、イカしたマスクがトレードマーク。武器はイカス銃です。
幼少期は母親と祖父に育てられていましたが、母親が死亡。しかもその直後、宇宙海賊(ラヴェジャーズ)のヨンドゥに拉致されるという壮絶な経歴を持ちます。拉致後は、ヨンドゥに育てられたので、育ての父はヨンドゥといえます。
しかし、本当の父親は行方不明だったわけですが、映画「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー リミックス(vol.2)」で実父であるエゴと再開することに。
ちなみに音楽が大好きな彼は、母親が遺したカセットテープ、最強ミックスvol.1とvol.2を無限リピートしています。
ガモーラ
ガーディアンズのお母さん的存在のガモーラ。武器は剣で、武闘派です。
子どもの頃、宇宙ゴリラサノスに一族を滅ぼされ、養女としてサノスに引き取られた過去を持ちます。妹にネビュラがいて、子どもの頃は二人で勝負をさせられていた模様。しかも負けた方は、サノスに体を改造(物理)されるという・・・
ガモーラは、一度も負けなかったそうです。つまり、改造されまくったのはネビュラ。そりゃあ心も歪みます。
その後、立派な暗殺者として育てられた彼女は、サノスを裏切り、ガーディアンズに参加します。
ドラックス
いつも半裸(アーマーは乳首が痛いのでしない主義)の筋肉おじさん、ドラックス。武器は双剣。
サノスの傘下であるロナンに妻と娘を殺された悲しい過去を持つドラックスですが、今ではガーディアンズの仲間と家族のような関係を築けています。
戦いが好きみたいで、いつも無茶な戦い方をしています。巨大イカ(アビリスク)と戦うときに、「あえて喰われて、内部から殺る作戦」は、名案でしたね!
ガタイの良い女性が好みのようで、映画ではマンティスのことを醜い醜い言ってましたが、なかなかお似合いでしたよ。
まぁ今作でのドラックスの名台詞は「ヨンドゥが(クィルの)父親だと思っていた」でしょね。
ロケット
研究室で生まれたサイバネティック動物であるロケット。動物扱いされることを嫌います。機械や銃器の扱いが天才的で、粗暴でありながら頭脳的な戦い方が魅力的。
よくアライグマ(ラクーン)とバカにされていますが、本人は地球に来たことがないので、アライグマを知らない模様。映画ではクィルに「ゴミパンダ」とバカにされていました。まぁ今回の騒動の原因はだいたいロケットのせいと言っても過言ではないので、仕方ない。
今回の映画で印象的だったのは、ロケットがグルートの親になっていたことですね。子どもをしつけるような場面が多く、ほっこりさせられました。あと、クィルの影響を受けて音楽好きになっていたのも良い演出だと思いました。この映画のテーマである「家族」の要素を強く感じさせるキャラクターだったと思います。
ベビー・グルート
樹木型宇宙人グルート。語彙が少なく、すべての意思疎通を「アイアムグルート」で済ます。
前作で仲間をかばったせいで、今作では赤ちゃんグルートとして登場。踊っている姿やガモーラやドラックスに抱っこされている姿など、無邪気な子ども感がよく出ていたと思います。チームのアイドル的存在でしたね。
「アイアムグルート」ですべての感情表現をする彼ですが、ガーディアンズのメンバーはその意図をくみ取ることができるようで、前作から仲が深まっているのを感じさせられました。
なお、エンドロールでは少年グルート(反抗木)に成長しており、ゲームばかりする困った子になってしまったみたいです。そのときのクィルが、まるでお父さんでしたね。
ヨンドゥ・ウドンタ
宇宙海賊ラヴェジャーズの船長であり、ピーター・クィルの育ての父ヨンドゥ。この映画の影の主役はヨンドゥだと私は思っています。
昔、ピーターの実父であるエゴの依頼で、ピーターを地球から拉致したわけですが、エゴには引き渡さずに自分で育ててきました。
その理由は「痩せてて、狭いところにも盗みに入れるから」と言っていましたが、エゴが間違っていることに気づいたんですね。さすがだぜヨンドゥ!
ロケットの心情を見抜くシーンもすごい良かったです。孤独に生きてきた者だからこそ分かち合えることもあるんでしょうなぁ。映画のラストは男泣きしちゃうよ・・・
あと、口笛で操る矢を武器に戦う姿は、美しくもあり恐ろしくもあります。戦闘能力でいったら、アベンジャーズを入れても上位にくるんじゃないでしょうか。
謎を解説!細かい設定と小ネタ
パンフレットなどに書いてある小ネタや設定をご紹介しまーす。
インフィニティ・ストーンを作ったのはセレスティアル
オーブをはじめとする莫大なエネルギーをもつ結晶であるインフィニティ・ストーン。どうやらこれを作ったのは、古代種族セレスティアル(天人)のようです。
今作のヴィランであるエゴもセレスティアルでしたね。
セレスティアルは宇宙の起源と同時に生まれ、永遠の命と宇宙的な超パワーを持っているらしいです。ちなみに前作で、コレクターが住んでいたノーウェアという星は、死んだセレスティアルの頭蓋骨です(でかい)。セレスティアルの脳や骨、髄液は素晴らしい資源として活用さているようです。
スター・ロードがオーブを掴んでも死ななかった理由
前作の話にはなりますが、ラストシーンでインフィニティ・ストーンであるオーブを直に掴んだにも関わらず、死ななかったスター・ロード。
その理由は、彼がセレスティアルの血を引いているからなんです。エゴはクソ親父ですが、エゴの血を引いていたからこそ、死なずに済んだともいえるんですねー。複雑な気分。
ヨンドゥが破った掟
シルベスター・スタローン演じるスタカーという男、彼はラヴェジャーズ全隊から尊敬される伝説のリーダーです。
ヨンドゥはこのスタカーによってラヴェジャーズを追放されたようなんですが、その理由は「ラヴェジャーズの掟を破った」こと。この掟が何なのかは、劇中では明言されませんが、ヨンドゥがエゴの仕事を引き受けていたことから察するに「人身売買」とかじゃないでしょうか。
ロケットの右目と左目のウィンクの意味
惑星ソヴリンでロケットがウィンクをしてアイーシャを怒らせていましたが、あれは閉じる目が左目だったからですね。
- 右目を閉じる⇒相手への好意
- 左目を閉じる⇒相手への挑発
を意味します。つまりロケットは左目を閉じていたので、相手を煽っていたことになります。ま、まぁ間違えたんならしゃーない! 切り替えて行こう!
なお、アニュラックス電池
なぜエゴはピーターの母親に腫瘍を植えたのか
エゴは、ピーターの母親(メレディス)に腫瘍を植え付け、殺害しました。
しかもその理由が
「メレディスのこと本気で好きになってしまった。時間がないのに、頻繁に地球を訪れなきゃいかん。せや! 殺したろ!」
クズ&クズ&クズ
この発言に対するスター・ロードの躊躇なき銃連射、最高にスカッとしましたね☆
まとめ
ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー、やっぱり良い映画ですね。パンフレット見てたら、また映画を観たくなってきましたよ!
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