先日、息子と一緒にNHK教育を見ていたときに流れた「お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~(半﨑美子)」という曲にえらく感銘を受けました。
息子もとても気に入っていて、割と毎日聴いております。 www.nhk.or.jp
歌詞:お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~ 歌詞【半崎美子】 | 歌詞検索UtaTen(うたてん)
この歌は、子どものために作るお弁当を主軸にしたものです。
私は高校3年間、毎日お弁当だったのですが、それが当たり前であり、特に何も思っていませんでした。でもよく考えたら、毎朝早起きして、お弁当作るのって超大変ですよね。
そのお弁当にこの歌のような気持ちが込められていたのだとしたら、と考えると涙腺にくるものがあります。
あなたへのお手紙
私が特にお気に入りの歌詞は2ヵ所ありまして、まずは
食べているところは一度も見られないけれど
想像しながら作っています
この部分ですね。
運動会や遠足などの特殊なケースを除けば、子どもがお弁当を食べてる姿を見る機会ってほぼ無いですよね。
そのうえ、毎日のお弁当の感想を言ってくれる親孝行な子どもがそんなにいるとは思えません。
料理を作ったのに、食べる姿も見られない、感想も聞けないなんて。それにも関わらず、子どものことを考えて毎日お弁当を作る。親って偉大だなって思います。
あなたからの手紙
もう1ヵ所は曲の最後、
いよいよ今日が最後の日
からっぽのお弁当ばこの中から
「毎日どうもありがとう」
あなたからの手紙
この部分です。
毎日作り続けたお弁当から、まさかのお返事の手紙! 自分がこんなんされたら、涙が出ちゃうと思います。
もちろん私はこんなこと思いつかなかったし、当時はそこまで「感謝の気持ち」が無かったように思います。でも親になった今ならわかる、親心。ありがとうお母さん、おばあちゃん。
ありがとうの気持ちを伝えよう
今、お弁当を持って学校に行っている、児童・生徒の諸君。
そのお弁当には、作ってくれた人の気持ちがすっごく込められています。急に「ありがとう」なんて言うのは恥ずかしいかもしれないけど、「おいしかった」とかの感想だけでも作り手はうれしいものです。
どんなかたちでもいいので、感謝の気持ちを伝えてあげましょう。