大学の研究室で出会ったキムワイプ。私はあなたのことが大好きである。理系界隈の方々は、キムワイプに強い思い入れがあるのではないだろうか。
たまにティッシュ感覚で使用して、教授から怒られたのも含めて良い思い出だ。
キムワイプとは超すごいティッシュである
説明しよう。(Wikiが)
キムワイプは、(中略)ティッシュペーパーに似て、白色で硬い手触りを有し、けば立ちがなく、水に溶けにくく、使用の際にパルプくずが出ない特徴がある。
試験管など実験器具の清掃、液体の吸い取り、電子部品のワイピング、色素の吸着など用途は広く、理学・工学・農学・医学・薬学・家政学などの実験、それらの延長線上にある実務(各種化学、光学、その他精密機器を用いる作業など)に広く用いられる。キムワイプ - Wikipedia
なのだ。
要するに、超すごいティッシュである。
拭き取った時に、器具を傷つけたり、紙繊維が付着することがないので、実験するときに重宝する。
実験以外の用途としては、メガネを拭いたり、カメラのレンズを拭くのにも向いていると思う。
単価がそこそこ高いので、貧乏研究室でキムワイプをティッシュ代わりに使用することは禁忌である。
キムワイプの魅力は名前とデザイン
キムワイプの魅力はいろいろあるが、まず名前だ。
キム=ワイプ(32歳)
みたいな雰囲気があって、セルロースの塊のくせになんか親近感がわく。たぶん男性だと思う。
あと、キムワイプはその性能ゆえに高価だ。紙製品だと、鼻セレブも高めだが、面積で考えたらキムワイプに軍配が上がる。つまり、貴族だ。
友達になりたいが、住む世界が違うので上手くいかない、そんな憧れとジレンマがキムワイプにはある。
外箱のデザインも洗練されていて、美しく、落ち着いた緑、時代を先取りしたフラットデザイン。イケメンでありながら、それを鼻にかけることないその態度は、まさに紳士である。
キムワイプの味はおいしい?
世の中には頭のおかしいいろんな人がいて、キムワイプがおいしいという人や、それを検証する人までいる。
残念ながら、私はそこまでの境地に達成していないので、キムワイプの官能評価を行うことは、ご遠慮させていただきたい。
ただ、キムワイプの性質を考えると、普通ティッシュと比べて舌触りは良さそうだ。他の物に干渉しにくい特性を考えると、限りなく無味に近いのではないだろうか。
ちなみに、ティッシュをはじめとした紙製品の主成分は不溶性食物繊維であるセルロースなので、ヒトの消化酵素では消化できない。食べ過ぎると腸閉塞のリスクもあるので注意しよう。
キムワイプで広がる話題
恐らく、理系の人は食いついてくるはず。
共感性の高さゆえに、話に華が咲くだろう。話題に困ったときにもキムワイプ。なんて万能なのだろう。