現在、1歳10ヵ月になろうとしているわが子ですが、2月下旬頃に転倒し、前歯の位置が変わってしまいました。
これは私たち親の注意不足が原因で、子どもにはとても申し訳なく、痛い思いをさせてしまったと反省しています。
ただ幸いなことに、先日無事に治療が終わり、歯の位置も元に戻ってくれました。本当に良かった!
事件の日(原因)
リビングで子どもが、おもちゃのペットボトル(1.5L)で楽しそうに遊んでいました。
で、そのペットボトルを口に咥えて歩こうとしたんです。すると、何かに躓いて転んでしまい、歯を強打。
その瞬間、大声で泣いたので、慌てて駆け寄ると主に唇から出血しているようでした。それだけでも痛そうでしたが、口腔内を見てみると、
こんな感じに、上の前歯が1本だけ奥に引っ込んでしまっていたんです。
ただ運が悪いことに、この日は日曜日の午後8時。病院は休診です。なので、とりあえず救急外来に電話してみると、
- 歯は折れていないか
- 出血の状態はどうか
ということを確認されました。
うちの子の場合は、歯は折れておらず、歯茎からの出血はほぼ止まっていたので、その旨を伝えると、
「折れていなくて、出血も酷くないのであれば、明日近医を受診してください」
とのことでした。
その時はなんとも冷たい対応だと思いましたが、この時間帯はレントゲンが撮れないので、病院に行っても治療ができません。これがベストな対応だったと思います。
素人には判断が難しいことなので、診療時間帯であればかかりつけの歯科医院に、時間外であれば救急外来に電話して指示に従いましょう。
子どもも泣き疲れて、その日はすぐに寝てしまいました。
翌日(治療日)
指示通り、朝一番で近くの歯科医院を受診しました。
診てもらうと、この医院では対応できないので、大学病院を紹介するとのことでした。
このとき診てくれた先生によると、
- このままの状態を維持する
- 歯の向きを治す
のいずれかの治療になると思うが、それは大学病院の先生の判断になります、ということでした。
で、足早に大学病院へと向かうと、「歯の向きを治す」という治療をすることになりました。
齢2歳にも満たない子どもに対して、歯の治療なんてできるのか不安でしたが、身体をタオルでグルグル巻きに固定され、4人がかりで治療にあたってくださいました。感謝。
麻酔→歯の向きを戻す→針と糸で縫合固定→針金で前歯にブリッジを作り、接着剤で固定
という流れで、治療は無事に終了。とりあえず、歯の位置は元通りに。
先生によると、
- 神経が死んでる場合は、歯が変色してくるかも
- この乳歯の奥に控えている永久歯に乳歯がぶつかっていたら、将来生えてくる永久歯が凹んだでいたり、色が変わってたりするかも
ということでした。
治療1週間後(抜糸)
一週間後、歯茎の縫合に使用した糸を抜糸しました。これは比較的短時間で終了。
治療1ヵ月後(固定具を外す)
そして1ヵ月後、いよいよ固定具(針金+接着剤)を外すことができました!
これを外す時は、接着剤を物理的に砕いていくので、子どもも嫌がっていましたが、最終的に元の綺麗な歯に戻ることができました。先生ありがとう!!
まとめ
今回は無事に元に戻りましたが、子どもに痛い思いをさせてしまったのは事実。
再発を防止するために、親が子どもをしっかり見ておくのはもちろんですが、口に物を咥えて立ったり、歩いたりしないように、言い聞かせていくこともしていきたいと思います。