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映画や音楽と書籍に雑記

あたしとわたし

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女性がよく用いる一人称として「あたし」と「わたし」がある。

多くの方は、

  • あたし活発でノリの良さそうな女性、ツンツンしてる感じの女性
  • わたし清楚でおしとやかそうな女性、物腰の柔らかそうな女性

をイメージするのではないだろうか。「あ」と「わ」、音もよく似ているが、一文字の違いで印象が全く異なる。

「あたし」を使う人に惹かれる

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人によっては一人称に「あたし」を使うことに否定的な考えの方もいるかもしれないが、個人的には「あたし」を使う女性に惹かれることが多い。

なぜかと聞かれると明確な回答を持ち合わせてはいない。なんとなく、だ。

なんとなくではあるが、恐らく心の距離感が近い感じがするからかもしれない。これはこちらから歩み寄りやすいというより、あちらから歩み寄ってきてくれそうだからだと思う。

これもなんとなくであるが、「わたし」を使う女性に対しては、勝手に心の壁を感じてしまい、こちらからその壁を乗り越えるのが億劫になってしまう。

私は人と仲良くなることが苦手な人種なので、こちらからアプローチをかけることに慣れていない。だから人の心に土足で、いや、土足はさすがに嫌だ。スリッパを履かずに乗り込んで来てくれるくらいが、私にとっては調度いい距離感になるのだと思う。

 

「僕」から「ワシ」へ

ちなみに私は男性だが、「俺」を使うことに抵抗感を感じ、なんやかんや「僕」を使うことに落ち着いている。「俺」はなんだかイケイケな感じがして、イケてない自分が使うには恐れ多くて使えなかったのだ。

しかしもう30代。「僕」を使うことに若干の違和感を感じるようになってきた。かといって、プライベートで「私」を使えるほど畏まった雰囲気も無い。

では、どうするか。「ワシ」の出番である

まだ自宅で家族に対してしか使用していないが、これがなかなかシックリくる。

「ワシがやるの?」
「ワシにもくれ!(カルテット家森さんリスペクト)」

といった具合だ。

プライベートで使う分には「ワシ」も味があっておもしろい。

 

日本の一人称っておもしろい

英語の一人称は「I(アイ)」だ。男性も女性も、大人も子供も、大統領もスポーツ選手も同じ「I」。すごくシンプルであるが、個性が出せない。

それに対し、日本の一人称は男性(私、僕、俺、ワシ)女性(私、あたし、うち)も様々なバリエーションがあり、その使い方についてルールがあったりする。

もちろん公的な場や、改まった場ではルールに従い「わたし(わたくし)」を用いるべきなのだろうが、プライベートな場や友人同士の間では、人と人の距離感を縮めるために、自己のイメージを固定または変えるために、あえて砕けた一人称を使うというのは有効な手段なんじゃないかと思う。

 

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