満1歳を超えた頃から卒乳(断乳)の時期や方法について考えますよね。
卒乳の時期や方法って悩みますよね。うちも結構悩みました。
同じ悩みをお持ちの方、将来の卒乳について考えている方にとって、何かの役に立てばと思い、わが子の卒乳体験をご紹介したいと思います。
寝かしつけのために授乳をしていた
うちの子は寝るために授乳が必要な子でした。「添い乳をしながら眠る」っていう感じですね。
昼間は抱っこで眠ることもありましたが、夜寝るときは添い乳無しでは眠ることができない状態でした。
しかも夜中に結構な頻度で目が覚める子で、起きる度に添い乳が必要でした。
私としては寝る手段としての添い乳が悪いことだとは思いません。授乳は親子のコミュニケーション手段として大切なことですし、母親の睡眠時間を確保するためにも添い乳は有効な手段だと思います。
ただ、この状態から
- 果たして我が子は卒乳できるのだろうか
- 添い乳なしで寝てくれるのだろうか
という不安はありました。
卒乳の時期
卒乳を試みた時期は子どもが1歳5ヵ月を超えた頃でした。
食事も十分摂れるようになり、母乳無しでも1日に必要なエネルギーや栄養素が確保できるようになっていたので、じゃあ卒乳してみるかーということでチャレンジしてみました。
ちなみに、妊娠中の授乳はお腹のなかの赤ちゃん(胎児)に良くないので控えた方がいいようです。授乳を行うと、オキシトシンというホルモンが分泌されます。このオキシトシンには子宮収縮作用があるので、妊娠中の授乳は流産のリスクを高めるといわれています。
卒乳の準備
卒乳を行うために、
- 卒乳する日を事前に子どもに伝えておく
- 最後の授乳時、子どもに「おっぱいにバイバイ」をしてもらう
- 最後の授乳後は、乳首にアンパンマンの絵を描いた絆創膏を貼り、子どもにおっぱいが無いことを認識させる
- 妻の負担を減らすために、私が休日のときに卒乳する
- 無理そうだったら無理して卒乳しない
ということを準備・意識しました。
いよいよ卒乳の日
そして、ついに卒乳当日を迎えました。
日中は問題なく過ごすことができましたが、問題は夜です。
- 夜、授乳なしで寝てくれるのか?
- 仮に寝たとして、夜中に目が覚めたらどうなるのか?
という不安がありました。
21時頃になり、いつものように寝室に行くと、子どもは
「おっぱい、おっぱい」
と口に出し、母乳を欲しがって大声で泣き始めました。
最初は、
「もうおっぱいとバイバイしたよね。一緒に寝ようね。」
と諭すように接していましたが、泣き止みません。こんな感じで15分くらい経過しました。
このままでは埒があかんなー、ということで寝たふりをすることに。もちろん子どもはおっぱい求めて妻を起こそうとしますが、そこは心を鬼にして寝たふりです。
そこから約40分くらい泣き続けました。私たちもとてもつらい気持ちでしたが、いつかはやらなければならないことなので。
泣き始めてから1時間くらい経過したところで、泣き疲れたのか子どもが座り込みました。そこで、妻が子どもをギュッと抱っこして、
「今までたくさん飲んでくれてありがとう。こんなに大きくなってくれてありがとう。でももうバイバイしないといけないよ。だから一緒に寝ようね。」
と話しかけると、泣き疲れもあって寝てしまいました。
そこからしばらく寝続け、途中で起きることもありましたが、自分一人で寝てくれました。
結局、これをもって卒乳完了となりました。やったぜ。
ちなみに次の日、子どもの声はガラガラでした(笑)。
卒乳後の変化
卒乳を実施した翌日からの変化として、
- 絵本を読んだら寝るようになった
- 寝る時間が長くなった
- 夜、途中で目が覚めても勝手に寝てくれるようになった
の3点が挙げられます。
すごい楽になりました。私たちの睡眠時間も確保できるようになったのでありがたいです。
こんな急激に変化するとは思いませんでした。子どもの適応力の高さを実感しました。
たまに「おっぱい!」って言ってますが、もう飲めないことは分かっているみたいです。
まとめ
子どもは個人差が大きいので一般化することが難しいのですが、この体験が何かの役に立てば幸いです。