アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)のセカンド・アルバム「ソルファ」の再録盤が11月30日に販売されます。
⇒発売されたのでレビュー記事(アジカン_ソルファ2016(再録盤)が発売_オリジナル盤との違い)を書きました!
全曲再レコーディングということで期待が高まりますが、曲順を見てみると・・・
- 振動覚
- リライト
- ループ&ループ
- 君の街まで
- マイワールド
- 夜の向こう
- ラストシーン
- サイレン
- Re:Re:
- 24時
- 真夜中と真昼の夢
- 海岸通り
オリジナル版と曲順変えてきましたねー。
オリジナル版の「ループ&ループ」の楽しい雰囲気で終わるのも好きでしたけど、「海岸通り」をラストに持ってくるのはわかる気がします。穏やかで物悲しい雰囲気がアルバムの最後にあっているかも。
私、中学~大学にかけてアジカンをめちゃくちゃ聴いてたんですよ。
特に中学高校は、アジカンしか聴いていないレベルで聴いてました。
具体的には、
- 崩壊アンプリファー
- 君繋ファイブエム
- ソルファ
- ファンクラブ
くらいまではのアルバムは聴きまくってました。
それ以降(ワールドワールドワールド~)もアルバムは全部買ってるんですけど、昔ほどリピートして聴かなくなってしまったんですよねー。
ということで、ソルファ(再録)も発売されることですし、崩壊~ファンクラブくらいまでを振り返ってみようと思います。
崩壊アンプファー
ミニアルバムです。なので、6曲しか入っていません。
まさに初期衝動って感じが出てますね。
アニメのNARUTOのOPに使用されていた「遥か彼方」は有名ですね。
他にも「羅針盤」「12」なんかが個人的に好きです。
君繋ファイブエム
記念すべきメジャー1stアルバム!君繋(きみつなぎ)ファイブエム!
アルバムのタイトルを巡って、ベースの山田さんがキレたのは有名な話でしょうか。
まぁわかりにくいタイトルですよね。たしか、人と人の距離感が?5メートルくらいで?云々・・という意味です(忘れた!ぐぐれ!)
CCCDで揉めていた時期に出したアルバムっていう記憶があります(曖昧)。
名曲多し!
「フラッシュバック」「電波塔」「アンダースタンド」「N.G.S」なんかは、今聴いてもいいなーって思います。
そしてなんといっても「君という花」でしょう!
ラッセーラッセー!
後半の歌詞のないところまで歌えてこそ真のアジカンファンです。嘘です。
ソルファ
アジカンのアルバムのなかで最も売れたアルバムがこのソルファです。
今考えると、なんであんなに売れたのか謎。確かにタイアップも多くて、レコード会社のプッシュも多かった気がしますが・・・
でも、キャッチーな曲が多いので、アジカン初めて聴くならソルファをおすすめします。
「リライト」「君の街まで」「ループ&ループ」「Re:Re:」なんかは、初めて聴いた人でも、自然に体が動く良い曲だと思います。いわゆる売れ線の曲(いい意味で)が多いアルバムですね。
特にお気に入りは「サイレン」かなー。しっとりとした曲調で、すっごいキレイな曲です。初めて聴いた衝撃も大きかったですが、聴けば聴くほどはまる曲ですね。
ファンクラブ
ソルファでファンになった人を突き放すアルバム、ファンクラブ。
アジカンの闇を凝縮させた作品。真っ黒。
めっちゃ好きです!
もしかしたら、人生で最も聴いたアルバムかもしれない。
1曲目の「暗号のワルツ」からやば過ぎるんだよなー!(頭悪そうな感想)
明るそうな雰囲気の「ワールドアパート」や「ブラックアウト」もありますが、明るそうな雰囲気なだけで暗いです。
個人的にはアルバム中盤の「桜草」「路地裏のうさぎ」「ブルートレイン」「真冬のダンス」「バタフライ」までの流れが神がかってると思うんですよ。
深く深く闇に沈んでいくような感覚に陥ります。
「バタフライ」とかやばいよ?蝶になれないよ?折れるよ?
そして、なんといっても「センスレス」。
かっこよすぎるんだよなー!!
まるでライブに参加してるかのような臨場感!このアルバムのなかで、唯一気持ちが前に向きそうになる曲です。(前向きになるとは言ってない)
こんな曲が作れるアジカンは天才かな?
そして最後の「月光」「タイトロープ」で、わずかな希望の光が差し込んだような雰囲気でこのアルバムは幕を閉じます。
まー、とにかく名盤です。
このアルバムはシャッフルとかせずに「暗号のワルツ」~「タイトロープ」までを通して聴くべきです。それだけアルバムとしての完成度が高いファンクラブ!最高!
一日中毛布に包まって世界から逃げたいときに聴いて下さい。
まとめ
- 性格が明るくて前向きな人→ソルファ聴け!上がれ!
- 性格が暗くて後向きな人→ファンクラブ聴け!沈め!