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シンフォギア_歌いながら戦うヒーローアニメの感想

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プライムビデオで『戦姫絶唱シンフォギア』を観て、すっかり適合者となった私です。

シンフォギア、めっちゃおもしろいですよ。第1期~第4期まで一気観しました。このアニメは萌えではありません。燃えアニメです。

熱い変身ヒーロー(ヒロイン)ものが好きな人には、特にオススメできる作品ですね。歌が好きならさらにハマると思います。

そんなシンフォギアの魅力や面白い設定などを熱く語っていきたいと思います。

歌いながら戦う変身ヒロイン

奇跡の殺戮者

シンフォギアの戦闘シーンでは、常にキャラクターが歌っています。歌がBGMとして流れているのではありません。『歌いながら戦っている』のです。

「は?」って感じですよね。最初は私も、ちょっと何いってるかわかりません状態だったのですが、 ちゃんと理由があるんです。

 

主人公(装者)たちが戦闘時に身にまとう“シンフォギア”は、歌の波形に反応して装着されます。つまり、変身(装着)状態を維持するためには、歌い続けなければなりません

ゆえに、シンフォギアの戦闘シーンでは、常にキャラクターが歌わなければならないのです。ほらね、理にかなっているでしょ(錯乱)。 

気合の入った変身バンク

私のなかで、シンフォギアはヒーロー(ヒロイン)アニメなんですよ。女の子が可愛いアニメではありません(クリスちゃんかわいい)

 

ギアも武器も技も全部カッコイイ。それに加えてストーリーが王道で熱い。主人公には自己犠牲の精神がこれでもかというくらい溢れている。これをヒーローアニメといわず何というのか。

特に変身シーンは気合が入っていて、カッコよさに加えてちょっとエロいというセーラームーン的な印象を受けます。変身バンクは毎回使用されるわけではないので、意外とレアなんですよね(クリスちゃんの「ばぁん」かわいい)

『絶唱』というロマン技

遥か彼方、星が音楽となった…かの日

シンフォギア装者には、『絶唱』と呼ばれる必殺技があります。

♪Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el baral zizzl
 Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el zizzl

という歌とともに繰り出される絶唱は、

増幅したエネルギーを一気に放出し、対象にクリティカルなダメージを与える反面、そのバックファイアは、シンフォギアを身に纏い、強化された肉体であっても負荷を軽減しきれないほどに絶大という、まさに諸刃の剣といえる奥の手である。

出典:戦姫絶唱シンフォギア 公式サイト ― 用語・設定解説 ―

という設定になっています(公式の用語解説をみるだけでも楽しい)。

超強いんだけど自分へのダメージも大きい、ポケモンでいうところの『すてみタックル』に当たるのが『絶唱』なのです。
(ちなみに、『じばく』と誤解されていることがあるんですが、適合係数が高ければバックファイアも軽減されるので、『すてみタックル』が適切といえます)

 

こういう技ってまさにロマンですよね。界王拳やギアセカンド、虚化、八門遁甲といった、いわゆる少年ジャンプっぽい技だと思うんですよ。そんな技が、少女(15~21歳)をメインとしたお話に登場するなんて、ちょっと衝撃でした。

バックファイアって書くと軽く感じますが、大量の吐血や死ぬことさえあるレベルですからね。そうホイホイ使えるものでもありません。

 

その特性上、ここぞという場面でしか使わないんですが、これがまたカッコいいんですよ。特に第1期でクリスが絶唱を放った場面は最高にカッコよかった。第1期~第4期までで一番好きなシーンです。

 

肉弾戦主体の燃える主人公:立花響

負けない愛が拳にある

シンフォギアの主人公はビッキーこと立花響。久々にこんなに熱くて優しい主人公に出会えた気がします。

 

響さんはアームドギア(装者用の武器)を持たないという特性に加え、アクション映画好きの師匠(室長)の影響を強く受け、パンチやキックを主体とするゴリゴリの武闘派スタイルで戦闘を行います。

これまた少年ジャンプっぽい、というか昔の少年ジャンプみたいな戦闘スタイルですよね。武器を使わないがゆえの機敏な動き、パンチやキックのズシンとした重さなどがよくわかってカッコいいんですよ。

 

この“アームドギアを持たない”という設定は、『人と人は手を取り合うべきである』という彼女の信念を具現化したものです。そしてビッキーはこの信念を『手をつなぐ』という武器に昇華したのです。

他の装者が響さんと手をつなぎ一緒に絶唱を歌うことで、ただでさえ強い絶唱がパワーアップ。さらに絶唱の負荷を響さんに丸投げすることができます。もちろん響さんの負荷は大きくなりますが、これまたロマン溢れる技といえます。 

第5期まで作られる理由がわかる良いアニメ

『戦いながら歌う』というかなりクセが強いアニメなので、人を選ぶ作品ではありますが、熱量の大きい非常に良いアニメです。

現在、第1期~第4期まで放送済みで、第5期の制作まで決定している長寿アニメですが、とりあえず第1期の5話まで観て欲しい。そして11話、12話で燃えて欲しい。

そこまでくれば、あなたは立派な適合者です。個人的には第1期・第2期が特に面白いと思っています。

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