上司「好きな野球チームどこ?」
私「カープ? ですかね?(興味が無い)」
タクシー運転手「今日はカープ勝っていますねー」
私「最近強いですよねー、人気もすごいし?(興味が無い)」
すまんな!
スポーツ観戦全般に興味がないんじゃー!
スポーツを観ることに興味が無い
私は野球のルールを知っているし、小学生のときは野球で遊んだこともあるんです。
つまり、野球に対して無知なわけではありません。これはサッカーも一緒です。
多分私は「スポーツが嫌い」なのではなく、「スポーツ観戦」に興味が無いんです。
私は小中高と水泳をしてきましたが、世界選手権やオリンピックの競泳には興味が無かったんですよねー。
今は趣味でランニングをしていて、マラソン大会に出ることもありますが、駅伝やマラソンのテレビ中継は観ません。
職場の人とバドミントンをすることもありますが、バドミントンの観戦はしません。
水泳もマラソンもバドミントンも自分がする分には楽しいんですけど、他人のプレイを観るとなると、途端に興味が失われるんですよね。
スポーツ観戦は評価が伴うから苦手
スポーツ観戦って「選手への評価」が付きまとうじゃないですか。
「今のプレイは上手かった」
「何エラーしとんねん!」
みたいに選手を褒めたり、罵倒したりします。
私はあの空気感が嫌いなのかもしれません。
この空気感って、体育の授業の「〇〇君はやっぱり上手いなぁ」「あいつがヘタクソなせいで負けた」に似ているんですよ。
褒める分は良いんですけど、負けた責任を追及する雰囲気ってあるじゃないですか。
私はもちろん責任を追及される側、つまりヘタクソ側の人間だったので、体育が、特にチームスポーツが大嫌いでした。
まぁスポーツ選手は上手なことが前提で、評価されることも含めての職業という見方もあるので、体育の授業と同列で語るのは間違っているとは思います。
でも子どもの頃に形成された感覚っていうのは、大人になったからといって、急に変わるもんでもありません。
私がスポーツ観戦に興味が無いのは、体育の授業でヘタクソな人たちを見下す視線のせいだと思うんですよねー。
大人になってからのスポーツはおもしろい
ということで、大学を卒業した時点の私は、スポーツをするのも観るのも嫌いでした。
でも社会人になってから、日頃の運動不足を解消するために始めたランニングは楽しかったんですよね。
今ではマラソン大会に出るくらいだし。個人スポーツだからかな? とも思ったんですけど、会社の人とやるバドミントンもこれまたおもしろいんですよ。
今、スポーツをすることが楽しい・おもしろいと感じられる理由は、「楽しむことが最大の目的」だからだと思うんですよね。
会社のバドミントンとか、ラケットを空振りして、シャトルが頭に落下して大爆笑。次の日に筋肉痛がきた・きていないでまた大爆笑。
誰も他人の上手・下手を評価しない雰囲気こそが、「スポーツを楽しむ」ためには重要なんじゃないかと思います。